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東芝、最低速度を保証する
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「超高速シリーズ」(左)と「高速シリーズ」 |
10月 発売
価格:オープンプライス
株式会社東芝は、SDカードの最低速度を保証する「SDスピードクラス」に対応したSDカードを10月より発売する。価格はオープンプライス。
ラインナップは最高データ転送速度20MB/secの「超高速シリーズ」、同5MB/secの「高速シリーズ」の2つで、容量512MB/1GB/2GBが用意される。店頭予想価格は、超高速シリーズの512MBが7,000円前後、1GBが13,000円前後、2GBが25,000円前後、高速シリーズの512MBが4,500円前後、1GBが7,500円前後、2GBが13,500円前後となる見込み。
SDスピードクラスは、SDカードアソシエーションが5月に策定した規格で、データ転送速度の最低速度を保証するもの。これまでのSDカードでは、ホスト機器側がカードの中の状態を知ることができなかったが、この規格によりホスト機器からカードの中をチェック/計算でき、記憶領域の断片化の少ないフラッシュメモリのアロケーションユニットに書き込むことで、スピードを維持できるようになる。
SDスピードクラスは3つのクラスがあり、Class 2が最低2MB/sec以上、Class 4が同4MB/sec以上、Class 6が同6MB/sec以上となっている。
今回、東芝が発表した製品では、超高速シリーズがClass 6、高速シリーズがClass 4に対応し、従来のSDカード/SDHC対応機器とも互換性を持っている。Class 6対応のSDカードは業界初としている。同社は今後、推奨クラスを表記した機器に合わせて購入できるよう、製品パッケージにSDスピードクラスを明記するとしている。
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2006_08/pr_j2401.htm
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(2006年8月24日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]