8月15日 発表

　米AMDは15日、Socket AM2およびSocket F(1207)を採用したOpteron 1000/2000/8000シリーズを発表した。

　Socket AM2採用のAthlon 64シリーズ同様、メインメモリとしてDDR2に対応し、仮想化技術AMD Virtualization(AMD-V)を搭載。全モデルともデュアルコアで、1MB×2のL2キャッシュを内蔵。シングルプロセッサの1000シリーズはSocket AM2、2way/8wayの2000/8000シリーズはSocket Fとなり、Socket AM2はDDR2-800、Socket FはDDR2-667に対応する。

　モデルナンバーの4桁目は最大プロセッサ数、3桁目はソケット世代(コア数)、下2桁はシリーズ内でのパフォーマンスの優劣を示し、下2桁は内部クロックが200MHz上がるごとに2上がる。

　また、消費電力の違いで末尾にアルファベットが付与されるものもあり、低消費電力版はHEが、高消費電力版はSEが付く。今回のラインナップでは、HE(2.0～2.4GHz)はすべてTDP 68W、SE(2.8GHz)は120～125Wとなる。通常版は95～103W。

　このほか、全モデルとも従来製品同様、1GHz HyperTransport、PowerNow!、Enhanced Virus Protectionなどに対応する。各モデルのラインナップ、価格は下記の通り。

　なお日本IBMが、同プロセッサを採用したブレードサーバーを8月2日に発表している。

【表】Opteronのラインナップと価格

モデル	動作クロック	最大TDP	価格(ドル)
8220 SE	2.8GHz	120W	2,649
8218	2.6GHz	95W	2,149
8216	2.4GHz	95W	1,514
8214	2.2GHz	95W	1,165
8212	2.2GHz	95W	873
8216 HE	2.4GHz	68W	1,832
8214 HE	2.2GHz	68W	1,340
8212 HE	2.0GHz	68W	1,019
2220 SE	2.8GHz	120W	1,165
2218	2.6GHz	95W	873
2216	2.4GHz	95W	698
2214	2.2GHz	95W	523
2212	2.0GHz	95W	377
2210	1.8GHz	95W	255
2216 HE	2.4GHz	68W	786
2214 HE	2.2GHz	68W	611
2212 HE	2.0GHz	68W	450
1220 SE	2.8GHz	125W	899
1218	2.6GHz	103W	749
1216	2.4GHz	103W	593
1214	2.2GHz	103W	438
1212	2.0GHz	103W	335
1210	1.8GHz	103W	255

□AMDのホームページ(英文)
http://www.amd.com/
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(2006年8月15日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]