「Dell Connect」接続画面

7月14日 開始

　デル株式会社は、PCの画面をユーザーとサポートスタッフが共有し、遠隔操作でサポートを行なうサービス「Dell Connect」を7月14日より順次開始する。

　サービス開始日は、個人向けのデスクトップPC「Dimension」シリーズ、ノートPC「Inspiron」シリーズ、「XPS」シリーズが7月14日、法人向けのデスクトップ「Optiplex」およびノート「Latitude」は7月21日。

各操作ごとにユーザーの承諾が必要

　同サービスは、サポートの電話の音声だけでは伝わりにくい情報を、ユーザーのPC画面を通して視覚的に説明を行なうことで、確実な問題解決を狙ったもの。サポートスタッフが、電話サポートで解決できないと判断した場合に利用される。ユーザー側はPCを操作される立場になるが、サポートスタッフの操作ごとにユーザーが許可するようになっており、いつでもセッションの切断が可能になっている。

　このサポートを利用することによる追加料金は発生しない。ただし、サービスを受けられる期間および時間は、製品購入時に選択、設定したサポート内容に準ずる。対応OSはWindows XPで、ブロードバンド回線が必要となる。

　同様のサービスは、NECの個人向けPCサポート「121コンタクトセンター」が2004年7月より開始している。

□デルのホームページ
http://www.dell.com/jp/
□ニュースリリース
http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2006/060713?c=jp&l=jp&s=corp
□サポートサービス
http://support.jp.dell.com/remote/
□関連記事
【2004年7月16日】NEC、PC画面を通して説明を受けられる「リモートサポート」を無償提供
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0716/nec.htm

(2006年7月13日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]