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Intel、Pentium D 9xxのステッピングを変更
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Pentium D |
6月13日(現地時間) 発表
Intelは13日(現地時間)、Pentium D 9xxシリーズのステッピングを変更すると発表した。
対象となるのは、OEM向けの仮想化技術「VT」付きPentium D 960(3.60GHz)/950(3.40GHz)、およびVTなしのPentium D 945(3.4GHz)/925(3GHz)/915(2.80GHz)で、ステッピングがC-1からD-0に変更される。
CPUIDがF64からF65になったほか、Pentium D 960のFMBが変更され、従来の130W(2005 Performance FMB)から95W(2005 Mainstream FMB)に引き下げられた。新ステップを利用するためにはBIOSのアップデートが必要。
また、新ステッピングは、CPU底面のキャパシティ配置が異なる「Original Package」と「Alternate Equivalent Package」の2種類が用意されるが、設計者はデザインを変更する必要はない。
ステッピングはヒートスプレッダ上の刻印で判別でき、動作周波数/L2キャッシュ/FSBの後に続く文字列が「05B」から「05A」に変わる。
キャパシティの配置は2種類を用意 |
ヒートスプレッダー上の表記変更 |
□Intelのホームページ
http://www.intel.com/
□ニュースリリース
http://intel.pcnalert.com/content/eolpcn/PCN106404-00.pdf
□関連記事
【2月17日】Intel、Pentium D 950のFMBを95W枠に引き下げ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0217/intel.htm
(2006年6月15日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]