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アイ・オー、第3四半期はやや回復

4月27日 発表



 株式会社アイ・オー・データ機器は27日、平成18年度第3四半期の連結決算を発表した。

 第3四半期までの通算売上高は530億8,700万円(対前年4.3%増)、営業損失7億4,300万円、経常損失6億8,500万円、純損失が9億1,200万円となった。中間期の時点よりも赤字幅は縮小しているが、黒字基調への回復には至っていない。

 分野別では、ディスプレイ部門が対前年12.8%増、メモリが4.5%増、ストレージが2.2%増と、各分野とも売上を伸ばしている。一方で、全般的に製品の市場価格の低下に原価低減が追いつかず、原価率の大幅な悪化に見舞われたとしている。なお、対策として1月に全社的な資材調達の部署を新設し、価格競争力の強化に努めているという。

 平成18年度通期の予想は従来通りで、売上高722億円、経常損失5億6,900万円、純損失8億5,600万円となっている。

□アイ・オーのホームページ
http://www.iodata.jp/
□決算短信
http://www.iodata.jp/company/ir/perform/31.htm
□関連記事
【2月24日】アイ・オー、中間期決算は10億円の赤字
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0224/iodata.htm

(2006年4月27日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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