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最大帯域幅41.6GB/sの
「HyperTransport 3.0」が策定

4月24日 発表



 HyperTransport Technology Consortiumは24日(米国時間)、最大帯域幅41.6GB/sを実現した「HyperTransport 3.0」を発表した。

 HyperTransport 3.0では、バス周波数が従来の2.0の最大1.4GHzから、1.8GHz/2GHz/2.4GHz/2.6GHzに向上した。これに伴い最大帯域幅が41.6GB/sになった。

 新機能としては、16bit×1リンクから8bit×2リンクに自動的に切り替えるマルチCPUシステムなどに有用な「Un-Ganging Mode」、周波数およびバス幅を動的に調整して電力消費を抑える「Power Management Enhancements」をサポートする。

 加えて、転送速度が低下するが、距離1mまでの転送をサポートした「AC Operating Mode」、システムを中断させることなくHyperTransportのデバイスを追加できる「Hot Plugging」をオプションとして追加。サーバーなどのバックプレーン用途にも利用できるようになった。

 上記の新機能が有効にならない場合は、1.xおよび2.0下位互換モードで動作して対応する。

 HyperTransportは、AMDが提唱したポイントツーポイント式の汎用接続技術。低レイテンシを重視しており、現在は主にCPUとCPU間、CPUとチップセット間などの接続に使われている。

□HyperTransport Technology Consortiumのホームページ(英文)
http://www.hypertransport.org/
□ニュースリリース(英文/PDF)
http://www.hypertransport.org/news/pr/HyperTransport_30_Press_Release.pdf
□仕様書(英文/PDF)
http://www.hypertransport.org/docs/tech/ht30pres.pdf
□関連記事
【2004年2月10日】HyperTransport 2.0規格策定
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0210/ht.htm

(2006年4月24日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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