2月9日(現地時間)発表

　HyperTransport Technology Consortiumは9日(現地時間)、HyperTransport 2.0規格を発表した。

　HyperTransport2.0では、バス周波数が従来の1.1の800MHzから1/1.2/1.4GHzへと向上。これにより最大帯域幅は22.4GB/secとなった。また、新たにPCI Expressをサポートした。

　基本的な電気的仕様には大きな変更が加えられておらず、1.05および1.1規格との下位互換性は保たれている。

　HyperTransportは、AMDが提唱したCPUやI/O間を結ぶ汎用接続技術で、AMDのAMD64ファミリのほか、TransmetaのEfficeonなどで採用されている。

□HyperTransport Technology Consortiumのホームページ(英文)
http://www.hypertransport.org/
□ニュースリリース(英文)
http://www.hypertransport.org/pr_020904.htm
□関連記事
【2001年2月14日】AMD、次世代システムバスアーキテクチャをHyperTransportに改称
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010214/amd.htm
【2001年5月25日】AMD、Transmetaにx86-64とHyperTransport技術をライセンス
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010525/amd.htm
【2001年7月25日】AMDなど、HyperTransport技術の普及に向けコンソーシアム設立
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010725/hyper.htm

(2004年2月10日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]