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ニンテンドーDS Liteハードウェアレポート
3月2日 発売 ニンテンドー DS Liteがついに発売された。 しかし、ここまでの経緯は順調とはいえず、今回発売されたのはクリスタルホワイトのみで、同時発売予定だったアイスブルーとエナメルネイビーの2色は3月11日に延期となっている。 前回お届けしたモックアップの完成度が非常に高く、製品と同じと思われる基板まで使われていたことから、出荷については順調であろうと思っていただけに大変意外な状況だ。 このところ、DS本体もずっと品切れになっているところが多かっただけに、製造上のトラブルというよりは、任天堂の想定していた数を越える受注があったのではないかと想像している。 では、製品版のDS Liteについて見ていこう。 ●液晶が明るい DS Liteを起動すると、液晶がとても明るいことに、すぐ気がつく。 何人かの同僚に見せても、最初の一言は異口同音に「明るい!」だった。DSの隣に置くと、DSの液晶が暗く感じてしまうほどだ。 また、液晶の視野角も広い。上の液晶はもとより、ペンタッチの機構上、視野角が狭くなりがちな下の液晶についても左右方向が広い。上下はさすがに制限はあるが、DSからは大きく改善されている。 ゲーム画面になってもその印象は変わらない。ニンテンドッグスなどでは、黒っぽい犬についてもディテールがよくわかる。 DS Liteの一番の特徴は小型化だと思っていたが、実は液晶部分の改良が大きいかもしれない。 また、スピーカーが違うせいか、起動音などの高い音が澄んで聞こえる。一方でサラウンド感がすこし弱くなったような気がする。 操作キー類は、かなり感触が変わっている。DSに比べるとDS Liteのボタン類は小さくなったこともあってか、軽く感じる。ただし、筐体自体の強度は高いため、操作系が弱くなった印象はない。ちょっと傾向が違うというだけだ。
●シンプルなハードウェア 底面のバッテリボックスから、順次ボディを開けていく。モックアップでは隙間が開いていたバッテリボックスの周囲もきちんとシールドされている。 主基板に部品が実装されても、相変わらずシンプルなハードウェアという印象だ。主基板以外に、独立した基板となっているのは無線LANだけである。 L/Rボタンなどの操作系の構造も、シンプルにできている。 ボディ本体から、液晶の背面にむけてのケーブルは3本で、1本は液晶用のフラットケーブル、あとスピーカーとマイクが伸びている。 全体の構造はDSを引き継いでおり、全体を一回り小さくした感じだ。同じように一回り小さくなった無線LANモジュールが典型的な例だ。
●早くみんなの手元に ハードウェアを見ている限り、部品点数も少なく、製造工程も複雑ではなさそうだ。 今回、DS Liteの入手にあたり、非常に多数の人たちが待っている製品であることもよくわかった。一例として、割当台数の15倍以上もの人が抽選に参加している店舗もあった(もちろん、ハズレました)。また、事前に予約を受ける店舗も少なく、一部の大型店舗をのぞいた、ほとんどの店舗では割当台数は2桁に留まっていたようだ。それを思うと、今回はカートリッジスロットなどを剥がして復旧不能の状態にすることができなかった。お許しいただきたい。 早く、潤沢に出荷され、みんながすぐ買える製品になることを期待したい。 □関連記事 (2006年3月2日) [Reported by date@impress.co.jp]
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