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アイ・オー、耐衝撃HDDにウイルスが混入
11月22日 公開 連絡先:問い合わせ窓口
株式会社アイ・オー・データ機器は、ポータブルHDD「HDP-U」シリーズにウイルスが混入したと発表した。 対象となるのはシリーズ3機種すべてで、型番は「HDP-U80」、「HDP-U60」、「HDP-U40」。 混入したウイルスは、「WORM_TOMPAI.A」または「W32/Tompai-A」などと呼ばれるトロイの木馬型のもの。 製品のすべてにウイルスが入っているわけではないが、該当製品のシリアルナンバーは公開されておらず、自分のシリアルナンバーを入れない限り該当製品であるかどうかは確認できない。 該当する場合は、駆除が必要で、自前のウイルス対策ソフト、または「ウイルスバスター2006インターネットセキュリティ 30日期間限定版」を利用して駆除を行なうようにと述べている。 また、駆除後に希望する場合は、製品の交換も受け付ける。 HDP-Uシリーズは、ポータブルHDDに特殊なシリコンジャケットを装着することで、高さ80cmからの落下に耐える耐衝撃型の製品。 しかし、外部からの衝撃にはいかに強くとも、ウイルス混入では、製品としての安全性は保てない。 また、今回、該当製品のシリアルナンバーを公開しなかったのも疑問が残る。一度トラブルを起こした限りは、手持ちの情報をすべて公開することが信頼性の回復につながるのは、過去の事例から明らかだ。同社の製品の製造管理、トラブルの対処の姿勢が問われるところであり、早期のシリアルナンバーの公開を望みたい。 なお、対策済みの新機出荷製品については、外箱に青い丸のシールが貼られる。 【追記】22日15時すぎにリリースが差し替えられ、該当する製品のシリアルナンバーが発表された。シリアルナンバーは、HDD本体に記載されている。シリアルナンバー末尾の「xx」は任意の英数字2文字。
□アイ・オーのホームページ (2005年11月22日) [Reported by date@impress.co.jp]
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