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ソニー、8ch同時録画レコーダー「Xビデオステーション」
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「Xビデオステーション」 |
10月25日 受注開始
価格:89,800円~299,800円
連絡先:バイオカタログセンター
Tel.03-5454-0700
タイムマシンビューと呼ばれる番組再生選択画面 |
ソニーは、PCと接続して地上波アナログTVの録画を行なう、ビデオレコーダーサーバー「Xビデオステーション」を10月25日から受注を開始する。
直販専用のVAIO・OWNER・MADEモデルのみで、地上波アナログチューナ4チャンネル搭載の「VGX-XV40S」と8チャンネル搭載の「VGX-XV80S」の2機種が用意される。
価格はHDD容量やチューナ構成によって異なり、HDD 250GBを搭載した4チューナモデルが89,800円。HDD 500GBを搭載した8チューナモデルが149,800円。HDD 2TBを搭載した8チューナモデルが299,800円。
PCと接続して、地上波TVの録画を行なう周辺機器で、最大8チャンネルのチューナと大容量のHDDを搭載することで、地上アナログテレビ放送8チャンネルを最大約3週間分録りためることができる。
指定した番組を録画するという発想ではなく、指定されたチャンネルの番組をHDD容量の限り録り続けて保存している。8チャンネル対応機種を使用すれば、東京地区の地上波TVはすべて録画できる。録り貯めた番組は、TV番組表のような操作画面を使って再生できる。ソニーではこれを「タイムマシン機能」と称している。
基本的な操作はリモコンで可能だが、設定などにはWindowsベースのPCが必須となる。
なお、録画用のHDDはSATAインターフェイスで、筐体内に最大4基搭載可能。OSはフラッシュメモリに格納されており、HDDには含まれていない。また、個々のHDDの容量が統一されている必要もない。
受信可能なチャンネルはVHF1~12ch、UHF13~62ch、CATV C13~C63ch。チューナにはノイズリダクション(DNR)、3次元Y/C分離、ゴーストリダクションなどの高画質化回路を搭載する。
録画データはMPEG2 VBR方式で、ビットレートは1.25Mbps(352×240)、2.5Mbps(352×480)、4Mbps(720×480)、6Mbps(720×480)が選択可能。番組種別や時間帯によって、ビットレートを指定することもできる。
また、DLNA準拠のビデオサーバー機能を持っており、ネットワーク経由でPC上で録画した番組を見ることもできる。
主な入出力端子はビデオ入力:2系統/ビデオ出力:1系統/オーディオ入力:2系統(ステレオピンジャック)/オーディオ出力:1系統(ステレオ、ピンジャック)/光デジタルオーディオ出力:角型光ジャック×1、など。
本体サイズは、430×380×87mm(幅×奥行き×高さ)、重量は、約7.6kg~10.0kg。
本体背面 | 本体内部。手前に8chのチューナカードが見える | 本体内部。チューナカードの下には4基まで入るHDDスペース |
ビデオサーバー主基板 | 8ch用のチューナカード | リモコン |
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2005/products_1004.html
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGX-XV80S/
□関連記事
【2004年10月5日】ソニー、7ch同時録画対応レコーダ「VAIO type X」(AV)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20041005/sony1.htm
【2004年5月10日】ソニー、VAIO「第2章」発表会を開催
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0510/sony08.htm
(2005年10月4日)
[Reported by date@impress.co.jp]