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ソニー、リビングルームPC「VAIO type X Living」
~HDMI対応で、大型TVとの接続を訴求

VAIO type X Living

近日 発売予定

価格:179,800円~

連絡先:バイオカタログセンター
     Tel.03-5454-0700



大型フラットパネルTVと組み合わせた設置例

 ソニーは、大画面TVに接続してリビングルームで使用することを目的とした、リビングルームPC「VAIO type X Living VGX-XL70S」を発表した。

 店頭販売は行なわれず、直販のVAIO・OWNER・MADEモデルのみ用意される。直販価格は179,800円から。発売日は未定で、近日発売としている。

 type X Livingは、大画面TVでインターネット上のブラウジングや、動画配信、音楽配信サービスなどを視聴することを想定したPC。出力端子としてHDMIとD4端子のみを備えており、接続対象をTVに限定している。

 操作面でも、リモコンが重視されており、検索ボタンの装備や、チャンネルキーへのブラウザ機能割当、携帯電話ライクな文字入力などが実現されている。キーボードも無線式で、ポインティングパッドやFeliCaポートを備える。

 基本的な仕様は、CPUがPentium D 820(2.80GHz)、チップセットがIntel 945G Express、メモリは512MBまたは1GB、ビデオチップはNVIDIA GeForce 6200 TC(256MB)、HDDは500GBまたは1TB、DVD+R DL対応のDVD±R/RWドライブなど。

 インターフェイスはUSB 2.0×2、IEEE 1394×1、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g対応無線LAN、ビデオ入力などを備える。メモリカードスロットは、メモリースティック/メモリースティックPRO/CF/SDカード/MMC/xD Picture-Card/スマートメディアを備える。メモリースティックスロットはDuoにもアダプタなしで対応する。

 TVチューナはアナログ2基、またはデジタル1基+アナログ2基から選択可能。B-CASカードスロットも備え、地上デジタル/BS/110度CSなどの視聴も可能。HDD 1TB装備時で、地上デジタルのデジタルハイビジョンで約87.5時間、地上アナログの高画質モードで約244.5時間の録画が可能。

 また、搭載されているVAIO Mediaについては、近日中にDTCP-IP対応のVAIO Media 5.0が提供される予定で、ネットワーク経由でデジタル放送コンテンツの視聴が可能となる。

 サウンドチップはソニーオリジナルの「Sound Reality」を搭載。独立したヘッドフォンアンプを備え、ヘッドフォン使用時でも高い音質が得られる。

 本体は、AV機器的で、TVやAVアンプなどと並べても違和感のないデザイン。光ドライブもスロットインタイプとなっている。また、静音性や冷却性も重視されており、AVラックなどに入れることも想定されている。

 サイズは430×400×129mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約10.6~10.9kg。OSはWindows XP Home Edition(SP2)。

本体正面 パネルを開けた状態 本体背面

本体内部 デジタルチューナーボード キーボード、リモコン、無線LANアンテナなどが付属する

リモコン。左が一般用、右が地上デジタル対応モデル用

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2005/products_1004.html
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGX-XL70S/
□関連記事
【2004年5月10日】ソニー、VAIO「第2章」発表会を開催
~7チューナ搭載PC「type X」を参考展示
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0510/sony08.htm

(2005年10月4日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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