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ジャストシステム、「一太郎/花子」訴訟で逆転勝訴
9月30日 発表 株式会社ジャストシステムは30日、「一太郎」「花子」の販売差止請求控訴について、原判決を取り消す旨の判決があったと発表した。同社は、「主張が認められた公正・妥当なものであると考えている」と声明を出している。 この訴訟は、「一太郎」、「花子」の“ヘルプボタンをマウスでクリックした直後にボタンをクリックすると、ボタンなどの機能説明が表示されるという手順”について松下電器産業から特許侵害として提訴されたもの。 ジャストシステムは2月1日、東京地裁において敗訴となり、ソフトの製造中止と廃棄を命じられていた。それを受け、2月8日に直ちに控訴。7月15日に知的財産高等裁判所での最終口頭弁論が終了し、9月30日の判決予定となっていた。 【18:40追記】判決の内容は、1.原判決を取り消す、2.被控訴人の請求をいずれも棄却する、3.訴訟費用は第1審/第2審とも被控訴人の負担とする、の3点。これにより、ジャストシステムでは、ユーザーは今後も問題なく「一太郎」と「花子」を利用、購入することができる、としている。 【10月1日追記】松下側は30日付で、「控訴理由に対する当社の反論が認められず、高裁で新たに提出された資料により、特許無効の判断が示されたことは、大変残念に思います。今後の対応については、判決の内容を詳細に検討した上で、決定する所存です」とのリリースを公開した。 □ジャストシステムのホームページ (2005年9月30日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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