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ソニー/インテル、VAIO type R発売記念イベントを共同開催
~Pentium D搭載機で映画編集を披露

9月28日 開催



 ソニーインテルは28日、VAIO type Rの発売記念イベントを秋葉原で共同開催した。会場には映画監督の本広克行氏と、映画編集の田口拓也氏が登場し、映画の編集におけるPCの用途をテーマにトークショーが行なわれた。

 本広氏は「踊る大捜査線」シリーズや「交渉人 真下正義」をはじめ、数々の映画の製作に携わってきた経歴を持つ。「今は監督という仕事をしているが、実は編集がやりたかった。Pentium Dを搭載したVAIO type Rの登場で、家でもハイビジョンの映像をストレスなく編集できるようになった。ぜひ1台家に置いて自分で編集をやってみたい」と語った。

 また、「仕事を始めた当初はVHSによる編集で、映画制作は編集作業にかかる日数との闘いだった。しかし、PCを利用するようになってからは、編集アイデアを考えることにもっと時間を費やせるようになり、よりクオリティの高い映画を提供できるようになった」と述べた。

本広克行氏 田口拓也氏

 「GTO」、「交渉人 真下正義」などの映画編集に携わった田口拓也氏は、「VAIO type Rを利用することで、スムーズにハイビジョン映像の編集作業を行なうことができ、編集効率がかなり向上する。一方で、複雑な編集作業を個人でも簡単に行なえるようになったので、我々映画制作側にとってみれば脅威ともいえますね」と発言。

 また、「確かに編集の効率は向上したが、今のノンリニア編集のワークフローで一番時間がかかるのは“HDキネコ フィルムレコーディング”という最後の過程です。将来、もしPCでこの過程がもっと改善できれば、編集アイデアに費やせる時間がかなり増え、映画のクオリティが飛躍的に向上するでしょう」と語った。

 続いて田口氏が実際に「Premiere Pro」がインストールされたVIAO type Rで、2005年夏に公開された映画「サマータイムマシンブルース」のシーンを利用し、実戦的な編集のテクニックを披露した。

 会場にはPremiere Proがインストールされたtype Rを展示した「タッチ&トライコーナー」も設置され、来場者が実際に同ソフトを利用した映像編集を体験する場となっていた。

実際にtype Rを利用した映像編集をデモ タッチ&トライコーナーで展示されたtype R

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
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(2005年9月29日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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