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Microsoftハードウェア開発者が新製品について語る
〜レーザーマウスや新エルゴノミクスキーボード

9月21日 実施



 米Microsoftで、マウスやキーボードなどのハードウェアを担当する開発者が来日し、先だって米国で発表された新製品について語った。なお、今回は日本での正式な製品発表ではなく、各製品の発売日や価格、仕様などは今後、随時発表される。

●HIGH DEFINITIONを標榜する新マウス群

主にマウス製品の説明を行なったハードウェア プロダクト マーケティング マネージャのカーラ・フォレスター氏

 今回発表のマウスは、上位モデルで同社初のレーザーセンサーを搭載し、話題を呼んだが、読み取り性能については、LEDセンサー搭載モデルや小型のモバイル向けも含め、全てが同社の新基準「HIGH DEFINITION」に対応する。

 ここでいうHIGH DEFINITIONとは、1,000dpiのスキャン分解能、6,000fpsのスキャン速度を指し示している。また、処理チップも85MOPS(1秒間に8,500万回の演算処理)相当の性能を持ち、「インテリジェント トラッキング システム」と呼ばれる同社独自のアルゴリズムも相まって、一般的な光学式マウスの32倍の精度を実現したという。

 精度の向上により、より正確な操作が可能となるほか、高解像度やマウスを置く場所が狭いといった環境でも、少ない手の移動量で、広範囲にカーソルを操作できるようになる。

 LED製品とレーザー製品の違いはというと、レーザー製品の方が、光沢面や鏡面上でも反応しやすいという点であり、マウスパッドや一般的な表面である限り、読み取り性能は同等という。加えて、レーザー製品はゲーマーなど最新技術志向のユーザーを狙ったマーケティング的理由からもラインナップに加えられた。

 また、新機能として全機種に「拡大鏡」ボタンを装備。拡大鏡ボタンを押すと、カーソルの周辺に拡大された画像が表示される。この状態で、拡大鏡ボタンを押しながらマウスを動かすと、表示枠が縮小/拡大され、ホイールを回すと、倍率が変化する。なお、全ての製品でホイールはチルトに対応する。

HIGH DEFINITIONの定義 敏捷性とDPIの関係 精確さとFPSの関係
他社が0.35μmプロセスのチップを使うのに対し、Microsoftでは無線製品で0.18μm、有線製品で0.13μmプロセスのチップを採用 拡大鏡を使ったところ 拡大鏡ONの状態で拡大鏡ボタンを押すと、マウス操作を示すアイコンが表示され、表示枠の大きさや倍率を変更できる

 「Laser Mouse 6000」1機種のみだが、製品ジャンルも拡大され、新たにゲーマー向け製品というジャンルが確立された。製品名が示す通り、レーザーセンサー搭載機で、ゲーム中に武器の変更などに多用されることから、唯一この製品のみホイールはチルト非対応で、回転時にクリック感がある。

 また、「Precision Booster」機能を利用することで、カーソルの移動速度を2通り設定でき、敵を狙いたいときは遅く、視点を移動したいときは速く、というようにボタンを押すだけでカーソル移動速度を切り替えられる。このほか、特定の2つの武器を交互に選択できる「Gaming Toggle」機能を搭載する。

 なお、未発表製品のため詳細は不明だが、同社では今後、積極的にゲーマー向け製品を増やしていくという。

Wireless Laser Mouse 6000(左)、Laser Mouse 6000(右) Wireless Notebook Laser Mouse 6000 Wireless Optical Mouse 5000
Wireless Notebook Optical Mouse 4000 Comfort Optical Mouse 3000 Notebook Optical Mouse 3000

●キーボードはエルゴノミクスデザインを重視

主にキーボード製品の説明を行なったハードウェア グループ ユーザー エクスペリエンス マネージャのアンディ・カージイル氏

 キーボードでは、エルゴノミクス(人間工学)デザインが廉価モデルの「Comfort Curve Keyboard 2000」でも取り入れられ、上位モデルの「Natural Ergonomic Keyboard 4000」ではさらなる工夫が盛り込まれた。

 Natural Ergonomic Keyboard 4000では、同社の伝統的な「スプリット キーボード デザイン」を採用。スプリット キーボード デザインでは、右手で打鍵するキーと左手で打鍵するキーを分離して配置することで、構えたときに両腕が自然な角度になるように設計されているが、これに加え、アルファベットキーを中心に穏やかな隆起を持たせることで、手の平も自然な角度に向くよう配慮した。

 また、「パーム リフト」と呼ばれる台座がパームレストの下に装着可能となっており、パーム リフトを利用することで、キーボードの手前が持ち上げられ、手首への負荷を軽減させているという。

 このほか、これまでキーボードの端に配置されていたズームスライダーが中心へと移動され、腕を動かすことなく、親指で操作可能となった。なお、親指はほかの指より不器用なことから、スライダーの表面はゴム製のカバーをつけ、滑り防止に配慮。デザイン面でも、旧製品で採用した大型のDeleteキーが不評だったため、従来のサイズに戻した。

 なお、エルゴノミクスデザインではないが、Windows XP Media Center Edition専用で、リモコン/マウス機能付きの「Remote Keyboard for Windows XP Media Center Edition」は国内でも発表済みで、9月30日より発売される。価格は12,999円。

Natural Ergonomic Keyboard 4000 その特徴 Comfort Curve Keyboard 2000
Remote Keyboard for Windows XP Media Center Edition 従来からあるComfort Curve KeyboardとWireless Laser Mouse 6000をセットにしたWireless Laser Desktop 6000

●Discover the Difference

 ハードウェア グループ インダストリアル デザイナー モニーク・チャタジー氏によれば、これらの製品の開発にあたって、同社では全てユーザーからのフィードバックやリサーチに基づき行なっており、デザイン面では、見た目が洗練されているだけでなく、機能美を有していることも課題としているという。

 “Discover the Difference”(違いを発見する)も同グループが基軸とするスローガンであり、同グループ グループ プロダクト マーケティング マネージャのバーバラ・シュワービィ氏は、「生活環境やPCの用途が変化する中、家族と過ごす時間や余暇を増やしたいという不変の願望を満たすため、技術開発により、仕事や作業の効率を向上させる、一歩進んだ製品を提供するのが我々のミッションだ」とした。

ハードウェア グループ インダストリアル デザイナー モニーク・チャタジー氏 ハードウェア グループ グループ プロダクト マーケティング マネージャのバーバラ・シュワービィ氏 スローガンはDiscover the Difference

□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□製品情報
http://www.microsoft.com/japan/users/hardware/
□関連記事
【9月12日】マイクロソフト、Windows XP MCE専用キーボード
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0912/ms.htm
【9月7日】Microsoft、マウス/キーボード10製品
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0907/ms.htm
【2004年9月13日】マイクロソフト、キーボード/マウスなど11新製品を一挙公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0913/ms.htm

(2005年9月22日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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