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松下、「Let'snote」のセキュリティチップ使用法を警告
~特定フォルダを暗号化するとOSが起動不能に

Let'snote T4

7月7日告知



 松下電器産業株式会社は7日、ノートPC「Let'snote」シリーズでTPM(Trusted Platform Module)セキュリティチップを使用してデータの暗号化を行なう際の注意事項を告知した。

 特定のフォルダを暗号化すると、OSが起動しなくなるなどの問題が発生する場合があるという。同社は、この状態になると付属のリカバリDVDでPCのリカバリを行なう必要があるとしている。

 対象は、TPMセキュリティチップを搭載したCF-R4G/T4G/W4G/Y4G。特定フォルダは、TPMを利用するためにSecurity Platformをインストールした際に生成される「C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Infineon」のInfineonフォルダで、通常は隠しフォルダになっている。

 また、デフォルトではマイドキュメント内に作成される「緊急時復元用トークンSpEmRecToken.xml」、「緊急時復元用アーカイブSpEmRecArchive.xml」、「ユーザーバックアップSpBackupArchive.xml」の3つのバックアップファイルを暗号化しないよう呼びかけている。

 同社はTPMを利用する場合の運用法として、暗号化専用のフォルダを作成した上で、フォルダやファイルの保存を行なうよう勧めている。

□松下電器産業のホームページ
http://panasonic.jp/
□ニュースリリース
http://panasonic.biz/pc/support/security/tpm.html
□関連記事
【4月26日】松下、12時間駆動の「Let'snote T4」など夏モデル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0426/pana1.htm

(2005年7月8日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]

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