「CanoScan 5400F」

7月21日　発売

価格：オープンプライス

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　キヤノン株式会社は、USB 2.0対応A4フラットベッドスキャナ2機種を7月21日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「CanoScan 5400F」が16,000円、「CanoScan LiDE 60」が12,000円前後の見込み。

　対応OSはともにWindows 98/Me/2000/XPおよびMac OS X 10.2以降。Windows 98/MeおよびMac OS X 10.2.7未満はUSB 1.1のみに対応。

　両機種ともに、ファイル管理ソフト「ファイル管理革命Lite」(Windows版のみ)、OCRソフト「読取革命Lite」、画像編集ソフト「PhotoStudio」などが付属する。

　「CanoScan 5400F」は、2004年5月発売の「CanoScan 5200F」の後継モデル。六角形状の画素を持つ「ダイヤモンドピクセル」を採用した6ラインカラーCCD「Canon's Hyper CCD II ex.」を備えるほか、新たに独自の画像処理技術「FARE Level3」を搭載。従来機能に加え、新たに「逆光補正」を追加し、逆光で撮影されたフィルム画像を自然な色合いに補正できるという。

　光学解像度は2,400×4,800dpi、最大原稿サイズは216×297mm。透過原稿ユニットを標準搭載し、35mmフィルムの読み取り(スリーブ6コマ/マウント4コマ)も可能。読み取り階調はRGB各色16bit、出力は16bitまたは8bit。読み取り速度はカラー/グレースケールともに8.3msec/line(2,400dpi時)。

　本体サイズは285×512×112mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.1kg。

「CanoScan LiDE 60」

　「CanoScan LiDE 60」は、同社独自の「LIDE(LED間接露光読み取り方式)」技術を採用したCISを搭載するスタンダードモデル。USBバスパワーで駆動しACアダプタが不要なほか、スタンドが付属し、縦置きのスキャンも可能。

　光学解像度は1,200×2,400dpi、最大原稿サイズは216×297mm。読み取り階調はRGB各色16bit、出力は16bitまたは8bit。読取速度はカラー12.7msec/line、モノクロ4.2msec/line(ともに1,200dpi時)。

　本体サイズは258×374×40mm(同)、重量は約1.7kg。

□キヤノンのホームページ
http://canon.jp/
□ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2005-07/pr-cs5400f.html
□製品情報
http://cweb.canon.jp/canoscan/lineup/5400f/
http://cweb.canon.jp/canoscan/lineup/lide60/
□関連記事
【2004年5月20日】キヤノン、フィルムスキャンに対応した普及型スキャナ「CanoScan 5200F」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0520/canon.htm

(2005年7月5日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]