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NECと東芝、次世代不揮発メモリ「MRAM」の新セル技術を開発6月15日 発表 株式会社東芝と日本電気株式会社(NEC)は、次世代不揮発磁気メモリ「MRAM(Magnetoresistive RAM)」の共同開発で、大容量化の実用化に向けた技術を開発したと発表した。 両社は今回、新たに多層構造記録層を有するMTJ素子を開発し、本記録層の層間の磁気結合の強さを調節。低電流で、従来の5倍となる書込みマージンの広いスイッチング特性を実現したという。また、層数を増やすことで、熱安定性と電流増大の抑制を両立させたとしている。 MRAMは記録層の磁化方向によりデータを蓄積する不揮発性メモリで、高速、低電圧動作、書換え回数無限、CMOSデバイスとの混載の容易さなどの特徴から、次世代不揮発メモリデバイスとして注目されている。
□日本電気のホームページ (2005年6月17日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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