|
Intel、Pentium 4 5xxシリーズにEM64T機能を追加5月4日(現地時間)発表 米Intelは4日(現地時間)、Pentium 4 5xxシリーズに新たにEM64T機能を搭載すると発表した。 対象となるのはPentium 4 520/530/540/550/560/570の全ラインナップ。6月10日以降より出荷されるものは、EM64T機能搭載の印として、プロセッサ・ナンバの下一桁がPentium 4 571のように「0」から「1」に切り替えられる。 CPU IDは現行のE-0ステッピングと共通だが、EM64T機能を利用するには、マザーボードのBIOSが同機能に対応している必要がある。そのほか、Pentium 4 5x0シリーズではNX bit対応版製品のプロセッサ・ナンバ末尾に「J」を付与して機能の有無を区別していたが、5x1シリーズは全てNX bitに対応する。 6xxシリーズとの機能面での差異は、L2キャッシュの容量(6xxシリーズ:2MB/5xxシリーズ:1MB)と、拡張版Intel SpeedStepテクノロジ(EIST)の有無(6xxシリーズのみ搭載)となる。 また、Pentium 4 505もプロセッサ・ナンバが506へと変更され、同様の機能追加がなされる。 同社は先だって、EM64T対応Pentium 4 3.20~3.80GHzの製造中止を発表していたが、同社日本法人の広報室では今回の件について「6xxシリーズ以外でのEM64T搭載を中止したのではなく、5x1シリーズへの変更の一端として実行したもの。当社では今後も全周波数帯域でEM64Tの搭載を継続していく」と述べている。 □Intelのホームページ(英文) (2005年5月9日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
|
|