「Qosmio G10/390LS」

4月下旬　発売

価格：オープンプライス

　株式会社東芝は、AV機能を重視したノートPC「Qosmio」シリーズを一新した4機種を4月下旬より発売する。価格はすべてオープンプライス。OSはWindows XP Home Edition(SP2)。Office Personal Edition 2003が付属する。

　全機種に、従来はG20のみ搭載されていた、画像のジャギーを軽減する「モーションエッジスムージング」機能を搭載するほか、DVD再生時にインタレース画像を60fpsプログレッシブ映像に変換する機能を備える。また、上位2機種はノイズを軽減する「3次元フレームノイズリダクション(FNR)」を搭載する。

　さらに、「QosmioPlayer」を強化し、SRS WOWで3Dバーチャルサウンドを再現できるほか、Windows上のTVアプリケーション「WinDVR5」のパフォーマンスが向上し、15秒で起動するようになり、チャンネルの切り替え時間、映像ソースの切り替え時間も改善されている。

●「Qosmio G10/390LS」と「同F10/390LS」

　「Qosmio G10/390LS」は、CPUにPentium M 725(1.60GHz)、メモリは512MB DDR SDRAM(最大2GB)、Intel 855PMチップセット、ビデオにNVIDIA GeForce FX Go 5700、HDDは80GB×2、DL対応DVDスーパーマルチドライブ、1,440×900ドット対応で輝度500cd/平方mの17型Clear SuperView液晶、IEEE 802.11 b/g無線LAN機能などを搭載し、店頭予想価格は27万円前後の見込み。

「Qosmio F10/390LS」

　「Qosmio F10/390LS」は、HDDを100GB×1に、1,280×800ドット対応、輝度450cd/平方mの15.4型Clear SuperView液晶に変更したモデルで、そのほかの仕様は「Qosmio G10/390LS」とほぼ同じ。店頭予想価格は24万円前後の見込み。

　本体サイズは共通で373×285×43.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は「G10/390LS」が約4.4kg、「F10/390LS」が約3.9kg。

●「Qosmio E10/375LS」と「同370LS」

「Qosmio E10/375LS」および「同370LS」

　下位機種の「Qosmio E10/375LS」は、CPUをCeleron 360(1.40GHz)、チップセットをIntel 852GM(ビデオ機能はチップセット内蔵のものを利用)、1,024×768ドット対応、輝度600cd/平方mの15型Clear SuperView液晶に変更したモデルで、店頭予想価格は21万円前後の見込み。

　「Qosmio E10/370LS」は「同375LS」の液晶を1,024×768ドット対応、輝度380cd/平方mの15型Clear SuperView液晶に変更し、IEEE 802.11 b/g無線LAN機能を省いたモデルで、店頭予想価格は19万円前後の見込み。

　本体サイズはともに338×285×43.1mm(同)。重量はともに約3.6kg。

　インターフェイスは全機種共通で、Type 2 PCカードスロット×1、SDカード/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Card/MMCスロット×1、ステレオミニジャック/ S/PDIF兼用×1、USB 2.0×4、Ethernet、Sビデオ入力、コンポジット入力など。付属品はACアダプタ、リモコン、光学式マウス、アンテナ変換ケーブルなど。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_04/pr_j1201.htm
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【2004年7月22日】東芝、新ブランドAVノートPC「Qosmio」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0722/toshiba1.htm

(2005年4月12日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]