次期会長に内定したハワード・ストリンガー現副会長(資料)

3月7日 発表

　ソニーは7日、臨時取締役会において、会長にハワード・ストリンガー現副会長、社長に中鉢良治現副社長を就任させる人事を内定した。ソニーの外国人トップは初。代表執行役副社長は井原勝美現執行役副社長が就任する予定。

退任する出井伸之現会長(資料)

　新体制は6月22日開催の株主総会での承認を経て正式決定する。6月22日以降、出井伸之現会長は最高顧問、安藤国威現社長は顧問となる。

　また4月1日付けの人事で、中鉢氏がセミコンダクタソリューションズネットワークカンパニーNCプレジデントに就任、井原氏がホームエレクトロニクスネットワークカンパニー担当に、久夛良木健現副社長がグループ役員となる。久夛良木氏は6月22日付けで取締役を退任する予定だが、ゲームビジネスグループ担当は継続する。

　ストリンガー氏はエンタテイメントビジネスグループを担当し、米Sonyの会長兼CEOを務めている。同氏は「エンジニアリングとテクノロジーという2つの柱を、コンテンツ開発の分野における力とうまく合体させ、コンシューマの皆さんに最高のエレクトロニクス機器とエンタテインメントをお届けしてきたい」とコメントしている。

【お詫びと訂正】初出時に井原氏のお名前を誤って記載しておりました。お詫びして訂正させていただきます。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200503/05-014/ (新経営体制)
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200503/05-015/ (役員人事)
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http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050120/sony2.htm
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0427/sony.htm

(2005年3月7日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]