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2004年国内PC市場は4.6%増の1,340万台
~デル/HP好調、ソニー/アップル不調

2月24日 発表



 IDC Japan株式会社は24日、2004年の国内PC出荷実績を発表した。

 出荷台数は1,340万台で、対前年比4.6%増。家庭市場は3.4%減の512万台だったが、企業市場が10.2%増の828万台と好調で、補う形となった。

 また、製品別では、デスクトップPCが3.7%増の640万台に対し、ポータブルPC(ノート)は4.6%増の654万台となり、デスクトップPCを上回った。

 シェア上位3社はNEC、富士通、デルで、変化はない。しかし、デルは20.9%増と成長を続けており、上位3社のシェア合計は50.7%と過半数を超えた。

 昨年5位のソニーは今年7位と不調。ガートナーの調査よりも、さらに1つ順位を下げている。日本IBMと日本HPが、それぞれ5位と6位に順位を上げた。とくに日本HPは対前年33%増と一番の伸びをみせた。

 ほかに、4位の東芝がQosmioの立ち上げにより10.2%増、11位の松下電器産業も28.2%増と好調。逆に10位のアップルコンピュータがiMacの品不足で15.8%減と不調となっている。

 なお、2005年は2.3%増の1,371万台と予測している。

□IDC Japanのホームページ
http://www.idcjapan.co.jp/
□関連記事
【2月23日】ガートナー、2004年国内PC出荷実績を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0223/gartner.htm
【2004年2月26日】2003年の国内PC出荷は2年ぶりプラス成長
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0226/idc.htm

(2005年2月24日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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