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ラオックス、投資ファンド主導で再建へ
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10月29日 発表
ラオックスは、投資ファンドである株式会社MKSパートナーズの主導のもとに再建を行なうことを決定した。
29日に行なわれた取締役会において、第三者割り当てによる新株発行(増資)と、自己株式の処分を決定し、MKSパートナーズが出資する4社に対し株式を譲渡する。
4社の議決権総数は、総議決権の過半数を超える51.63%にあたり、経営権を握る形となる。すでに、ラオックスではMKSパートナーズより顧問として4名を受け入れており、株主総会後に取締役として受け入れる方針。なお、ラオックス本体(朝日無線電機株式会社)の持ち株比率は7.15%に低下し、筆頭株主ではなくなる。
ラオックスでは、今回の増資は、新・拡大戦略を前倒しするために必要な財務体質を確立することが目的としている。また、MKSパートナーズとの関係を密にし、新鮮な視点から経営体制の再構築と強化に協力を受けるとしている。
ラオックスは、赤字決算が続いており中期経営戦略に基づくリストラクチャリングを進めていたが、PCの売れ行き不振などから25日付けで中間期決算の業績予想も下方修正していた。
□ラオックスのホームページ
http://www.laox.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.laox.co.jp/laox/press2004/041029.pdf
□MKSパートナーズのホームページ
http://www.mks-p.jp/j/index.html
□関連記事
【10月27日】ラオックス、業績予想を下方修正
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1027/laox.htm
(2004年10月29日)
[Reported by date@impress.co.jp]