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WPC EXPO会場レポート【その他編】
〜富士通が次世代PCのモックなどを公開

会期:10月20日〜23日

会場:東京ビッグサイト 東ホール/会議棟

入場料:2,000円(事前登録は無料)



 昨日から開幕したWPC EXPO 2004では、各社が盛んにデモやセミナーなどを実施しているが、富士通はFMV 10周年記念トークショーとして、「パソコンの歴史を振り返るとともに、今後の夢を語る!」を実施。そのなかで、同社のアドバンストデザインプロジェクトによる、未来のコンセプトPCのモックアップなどが展示された。

 10周年記念とはいうものの、過去の歴代FMVが展示されたわけではなかったが、未来に向けたコンセプトPCが多数公開された。

 また、会場に設置されたモデルルーム「みらいのいえ」では、各社共同による、ホームネットワークやセキュリティをテーマとした展示も行なわれ、実際に体感することができる。

●富士通が公開したコンセプトモデル

 ブロックを組み合わせたような姿をもつPC「コンビナブル」は、それぞれ単独の機能をもったブロックを組み合わせ、ユーザーの好みに合わせたPCを手軽に作るというもの。ブロックひとつひとつは、CPUや、GPU、ストレージ、スピーカなど、固有の機能をもち、好きな場所に組み込んで利用できる。

 光学ドライブなどの大型のデバイスは、あらかじめ大きめのブロックなどで構成されている。

「コンビナブル」。ブロック状のパーツを集めてPCとして組み立てる アヒル型に組み合わせたもの。ここでは“くちばし”にあたるブロックがCPUという想定 光学ドライブを想定したブロック
RFIDを組み込んだ小型PC「qb」(キュービー)

 「qb」(キュービー)は、一見、コンビナブルと似たブロック型のPCだが、全く異なるコンセプトのPC。上下2ブロックで構成された本体をもち、上部のブロックを切り離して持ち運ぶ。上部のブロックには、RFIDが組み込まれ、テレビに近づくと動画を再生するモードに、PC用ディスプレイに近づくとPCとして機能するという使い方ができる。下部のブロックには、ストレージやバッテリなどが内蔵される。

 なお、外見は富士通往年の名機「FM TOWNS」をイメージしたもので、光学ドライブを前面にあしらったデザインとなっている。

 エージェント機能を備えたホームサーバーのコンセプトモデルも展示された。リビングの家具となじむよう、木製の外装を採用し、スリムなデザイン。

 特徴は、ヘリウムで自在に飛行する“エージェント”ユニットと組み合わせて利用すること。エージェントユニットは、飛行しながら室内の気温、湿度を監視し、家電の制御などを行なえるほか、ユーザーの健康診断なども行なう。


ホームサーバーのコンセプトモデルとして展示されたモックアップ エージェントユニット。さまざまな計測機器を内蔵し、ヘリウムで飛行する。実際には航行用のプロペラが付く予定

 将来のPDAというテーマのコンセプトモデル「マルチスライダー」。本体が4方向にスライド可能で、スライドさせた方向により、電話、ゲーム、メディアプレーヤー、デジカメの機能が利用できる。

将来のPDAとされる「マルチスライダー」。電話、ゲーム、メディアプレーヤー、デジカメなどの機能を1つの端末で実現する 画面の周りにあるアイコンに合わせて前面パネルを十字方向にスライドさせると、各機能を利用するためのボタンなどが現れる
こちらは富士通ブースで行なわれた寸劇で公開されたコンセプトPC。テーブル状のもので、普段はテーブルとして利用できる
ノートPCのコンセプトモデル。非常に薄型でダイアル状のインターフェイスが印象的 こちらはTablet PCのコンセプトモデル。ここまで小型なら利用シーンも増えるはず
ステージではサンプラザ中野氏らがトークを展開。FM TOWNSをモチーフとしたqbを見ると、「おお! オレのもってたTOWNSにそっくりだ!」と感激。トークショー終了時に将来のPCに希望することを聞かれると「全身にチップを埋め込むようになるくらい進化してほしい」とのこと

●「みらいのいえ」展示ブース

玄関には株式会社ZMP開発のコミュニケーションロボット「nuvo」が待ちかまえ、事前に登録された、入場者の顔を認識して挨拶する 子供部屋では、IPフォンを使ったぬいぐるみを展示。ぬいぐるみを動かすと、別の場所にあるぬいぐるみが同じように動き、コミュニケーションをとれる。勿論通話も可能
MCE 2005によるホームネットワークもデモ こちらは松下電器のHDDレコーダ「DIGA E500H」を利用したホームネットワークのデモ 別室のDIGAで同じ番組を再生
同じくDIGAにある番組を寝室のPCで再生したところ 各部屋のネットワークは電力線を利用するネットワークで構成されるためPLCモデムが設置されている 自衛型防犯システムのデモ。ネットワークを防犯システムにつなぐことで、窓やドアが開けられた場合、携帯電話などに通知できる
TOTOの尿糖検査器「ウェルユーII」。使用者の尿から尿糖値を調べることができる RFIDのデモ。RFIDタグが付いた食品を検出機に載せると、産地の情報が表示される
RFID対応冷蔵庫。庫内にある食材を検出し、料理可能な食材を表示するほか、栄養バランスの計算もする インテリシェルフ。RFIDによって欲しい材料のある棚をLEDで表示する

□WPC EXPO 2004のホームページ
http://expo.nikkeibp.co.jp/wpc/
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(2004年10月21日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]

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