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インテル、Windows XP SP2のDEP機能に対応
~型番にJ付きの製品はNX機能搭載

9月24日 発表



 インテル株式会社は24日、CPUのプロセッサ・ナンバの末尾が「J」のものは「No eXecute bit」(NX bit)機能が有効であることを明らかにした。

 米Intelのプロセッサ・ナンバ・インフォメーションのページに「Pentium 4 560J」や、22日(米国時間)発表の「Celeron D 340J」など、末尾に「J」の付く製品名が掲載されており、これらはすべて同社のNX機能「Execute Disable Bit」(XD bit)を持っているとしている。なお、XD bitが実装されるのはLGA775パッケージのみとなる。

 NX bitは、悪意のあるプログラムが不正なメモリ領域を使用することをハードウェアで防ぐことが可能なセキュリティ技術。Windows XP Service Pack 2のデータ実行保護機能(DEP)と連携し、バッファオーバーランを悪用するウィルスの感染を防ぐことができる。

 NX bitを実装したx86 CPUは、AMDのOpteron/Athlon 64のAMD64シリーズ、モバイルSempron、Sempron(3100+のみ)、TransmetaのEfficeon TM8800などがあり、他社に先行されていたIntelがいつ実装するのか注目されていた。

□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□プロセッサ・ナンバ・インフォメーション(英文)
http://www.intel.com/products/processor_number/info.htm
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0518/transmeta.htm

(2004年9月24日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]


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