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Intel、PrescottのステッピングをE-0に変更
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6月1日(現地時間)発表
米Intelは1日(現地時間)、Prescottコアの90nmプロセスを採用したPentium 4のステッピングをD-0からE-0に変更すると発表した。
対象となるのは、mPGA478パッケージの3.40/3.20/3/2.80GHzと、未発表のLGA775パッケージのEM64T(64bit拡張命令)搭載3.60/3.40/3.20GHz、LGA775の3.60/3.40/3.20/3/2.80GHzの製品。
Intelでは、PrescottコアのEM64T対応の意向を明らかにしていたが、外部に向けて公開された文書での記載は初めてと見られる。
E-0ステップへの変更によって、スピードを高めることを可能にする電力最適化を組み込んだとしている。CPUIDは「0xF34h」から「0xF41h」へ変更される。
LGA775はExecute Disable Bitのサポート、追加のパワーマネージメントを含んでいる。これらの詳細は明らかにされていないが、Windows XP SP2で有効になるセキュリティ機能と、デスクトップCPU版SpeedStepとみられる。
なお、D-0ステップとピン互換で、新ステップの使用にはBIOSアップデートが必要となる。
□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文、PDF)
http://developer.intel.com/design/pcn/Processors/D0104101.pdf
□関連記事
【5月18日】Transmeta、Efficeonに「No eXecute」機能を搭載
~Windows XP SP2のセキュリティ機能に対応
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0518/transmeta.htm
【2月13日】Intel、PrescottのステッピングをC-0からD-0に変更
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0213/intel.htm
(2004年6月2日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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