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ソニー、ディーラー向け新製品展示会を開催
~未発表のマウス、USBスピーカーなどが展示

会期:9月15日~17日



 ソニーマーケティング株式会社は、同社特約店向けの新製品展示説明会「Sony Dealer Convention」を15日から17日の会期で開催した。

 同展示会ではこの年末に発売する新製品約250機種を一斉に展示。また、初日の16日には同社代表取締役社長の宮下次衛氏らが、年末商戦の戦略について語った。

ソニーマーケティング代表取締役社長の宮下次衛氏

 宮下氏は、店頭での展示を主体とした販売強化策を発表。今年のソニーの年末商品の大きなキーワードの1つはハイビジョン。同社ではそれらの製品の販売拡大には、実際の製品をユーザーに体感してもらうことが重要だと考えており、10月以降、全国49の会場で販売店向けに新商品導入会を行ない、効果的な店頭展示の仕方などを提案していく。

 それに基づき、店頭やショールームでは10月以降、VAIO FAIR、Cyber-Shot FAIR、スゴ録&PSX FAIRなど商品カテゴリごとのプロモーションを行ない、TVやインターネットでは大々的な広告展開を図る。

 こうした取り組みはこれまでも行なわれてきたが、今年は例年より2カ月早く活動を開始し、他社に先駆けることを狙う。

 このような営業活動に加え、同社は物流面でも改革を実施していく。具体的には、ソニー、ソニーマーケティング(販売)、ソニーEMCS(製造)、ソニーサプライチェーンソリューション(物流)の4社によるグループ横断的なサプライチェーンマネージメントシステム「クローバー」を導入。

 宮下氏によれば、同社特約店の内30数社での販売が同社の売り上げの約7割を占めるといい、これらの店舗での売り上げデータを生産/納入計画に即座に反映させることで、在庫の回転率を上げていく。

 これらの施策により宮下氏は「2004年末、AV製品でトータルシェア30%を目指す」と意気込みを示した。

10~12月にかけた営業活動戦略 サプライチェーンマネージメントにもテコ入れを行なう 2004年末のAV製品トータルシェア目標は30%


 展示会場には、先だって公開された未発表の地上アナログ7ch同時録画対応PC「VAIO type X」が参考展示されたほか、マウスやUSBオーディオの新製品が展示された。

7基の地上アナログチューナを内蔵したVAIO type X 折りたたみ可能なワイヤレスキーボードが付属する
録画した番組一覧は、サムネールつきEPGのように表示される オプションのデジタルチューナ。地上波/BS/110度CSに対応 デジタルチューナのユーザーインターフェイス
商品ではないが、QRIOも展示 デジタルカメラは先だって発表されたほぼすべての商品が展示 リリース発表のないまま発売されることとなった新マウスとUSBスピーカー
こちらはワイヤレスモデル。メッキ処理の上に透明なアクリルをかぶせ、表面に奥行き感を与えるとともに、色落ちを防いだ。カラーバリエーションは3色で、大小2つのモデルが用意される。小さいほうがやや女性向けの筐体色となる こちらはワイヤードモデル。カラーバリエーションは6色。こちらも大小2モデルある こちらは廉価版のワイヤレスマウス。筐体色は3色で、大小2モデルが用意。先の商品も含めワイヤレスレシーバは台座から取り外し可能
ポータブルなUSBスピーカー。持ち運ぶときは台座を閉じられる。USBケーブルは内部に収納できる こちらは総合50Wの本格派スピーカー。S/PDIFとミニジャックの2系統入力を備える

□ソニーマーケティングのホームページ
http://www.sony.jp/
□関連記事
【5月10日】ソニー、VAIO「第2章」発表会を開催
~7チューナ搭載PC「type X」を参考展示
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0510/sony08.htm

(2004年9月16日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]


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