EXILIM EX-Z55

9月3日より順次発売

価格：オープンプライス

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　カシオ計算機株式会社は、500万画素CCDと光学3倍ズーム、2.5型液晶モニターを搭載したコンパクトデジタルカメラ「EX-Z55」を9月3日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は55,000円前後の見込み。

　またEX-Z55の液晶モニターを2型(84,960画素)とした廉価版「EX-Z50」を10月上旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は50,000円前後の見込み。

EX-Z55	EX-Z50

　質感の高いアルミニウム製のボディに、沈胴式光学3倍ズームを搭載した「EXILIM ZOOM」シリーズの最上位機種。EX-Z55ではEXILIMシリーズ最大の2.5型TFT液晶モニター(115,200画素)を搭載。液晶モニターの大型化により光学ファインダーの取り付けスペースが無くなることが多いが、EX-Z55では光学ファインダー用の穴を空けた液晶モジュールを製作し、光学ファインダーを確保した。

　なお、EX-Z55とEX-Z50の仕様上の違いは液晶モニターのサイズのみだが、CIPA準拠の撮影枚数がEX-Z55では約400枚、EX-Z50では約390枚となっている。また、背面スイッチ類のレイアウトも異なる。

　撮像素子は1/2.5インチの有効500万画素原色フィルタ付きCCD。最大記録画素数は2,560×1,920ピクセルで、記録形式はJPEG。320×240ピクセル、15fpsで記録媒体いっぱいまでの音声付き動画の撮影も可能。記録形式はAVI(Motion JPEG)。

　レンズは非球面レンズを含む5群6枚で構成される光学3倍ズームのsmc PENTAXレンズ。35mm判換算の焦点距離は約35～105mm。開放F値はF2.6～4.8。撮影可能距離は約40cm～無限遠。マクロモードでは6～50cm。通常モードとマクロモードは自動で切り替えられる。

　記録媒体は9.3MBの内蔵フラッシュメモリと、SDメモリーカード/MMC。PCとの接続はUSB。ストロボを内蔵する。PCとの接続と充電は付属のクレードル経由で行なう。

　内蔵ストロボOFF時の起動時間は約1.6秒、同レリーズタイムラグは約0.01秒。シャッターを半押しせずに一気に押し込むと、自動的にパンフォーカスで撮影される機能も搭載する。

　これまでのEXILIMシリーズ同様にワールドタイム機能やカレンダー表示機能を備える。また、名刺やプレゼンテーション画面を斜めから撮影しても、正面から撮影したように修正する「ビジネスショット」機能を新たに搭載した。

　電源はリチウムイオン充電池。EX-Z55の本体サイズは87×19.7～22.5×58mm(幅×奥行き×高さ)、電池と付属品を含まない重量は約130g。EX-Z50の本体サイズは87×19.7～22.4×57mm(幅×奥行き×高さ)、電池と付属品を含まない重量は約121g。

歪んでいる画像を修正できる「ビジネスショット」機能		クレードル

□カシオのホームページ
http://www.casio.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/release/2004/exs100_exz55_exz50.html
□関連記事
【2月25日】カシオ、EXILIMにバッテリ長持ちの新機種
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0225/casio.htm

(2004年8月25日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]