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NHJ、510万画素/3倍ズーム機など、新機種を展示
連絡先:NHJサポートセンター エヌエイチジェイ株式会社(NHJ)は15日、都内で2004年下半期の新製品発表会を開催した。この中で、有効510万画素CCDと光学3倍ズームレンズを搭載した「D'zign DZ-588」など、4機種のコンパクトデジタルカメラを2004年中に発売すると発表した。 「D'zign DZ-588」は、有効510万画素CCDと光学3倍ズームレンズを搭載したコンパクト機。グリップとズームレンズを強調した外観を持つ。1月に米国で開催された「International CES 2004」でもモックアップが展示されていた。発売は7月中旬。価格は未定だが、およそ3万円となる見込み。 1.5型低温ポリシリコン液晶モニター、光学ファインダー、16MBの内蔵フラッシュメモリ、SDカードスロット、内蔵ストロボを備える。このほかの仕様は明らかにされていない。
「D'zign DZ-558」は、DZ-588と同様に有効510万画素CCDと光学3倍ズームレンズを搭載するコンパクト機。撮像素子の画素数はDZ-588と同じだが、光学サイズが異なるとしている。 このほかのDZ-588との違いは、ややスリムな外観と、液晶モニターが1.6型TFT液晶となること。発売は8月。価格は未定だが、およそ25,000円の見込み。 「Che-ez! Foxz3」は、すでに発売されている防水ケース付き薄型デジカメ「Che-ez! Foxz2」の上級機種。価格は未定だが、およそ15,000円の見込み。薄型の外観はそのままだが、Foxz2よりも若干外寸が大きく、Foxz2に付属していた防水ケースは使用できない。また、Foxz3用の防水ケースも付属しない予定という。 撮像素子はFoxz2の有効200万画素CMOSから、有効300万画素に向上。また、液晶モニターが1.5型から2型TFTに大型化され、内蔵メモリは8MBから16MBに倍増した。さらに、MPEG-4動画の撮影機能が追加された。
「Che-ez! Drive」は、USBフラッシュメモリストレージにMP3オーディオ再生機能とデジタルカメラが搭載された製品。価格は未定だが、128MBモデルでおよそ2万円の見込み。256MBモデルも用意される予定だが、価格は不明。 撮像素子は有効320万画素CMOS。有機ELディスプレイを搭載し、MPEG-4動画の撮影機能が搭載される。
なお、会場に展示されていたのはすべてモックアップで、今後、仕様や外観の変更もあり得るとしている。 発表会ではマージ・ハリレラ代表取締役社長兼CEOらが同社の製品戦略などを説明した。 同社ではアジア、欧州、米国市場での売り上げが伸びており、DZ-588なども主に米国市場の要請によるものとしている。 日本では低価格デジカメ「D'zign DZ-438」などを総合小売店のジャスコで販売していることで知られているが、米国ではやはり総合小売店チェーンのTargetや、カタログ通販での販売が好調という。このような状況を踏まえ同社では、非IT系の販路において、エントリーユーザーや、高機能よりも低価格を求める層に向けた製品を販売していく。 □NHJのホームページ (2004年6月15日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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