VAIO type S VGN-S70B

5月15日より順次発売

価格：オープンプライス

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　ソニーは、デザインを重視した2スピンドルモバイルノートPC「VAIO type S」、バイオノートTRの後継となる「VAIO type TR」を発売する。価格はオープンプライス。

●デザイン重視の13.3型ワイド液晶「VAIO type S」

VAIO type S VGN-S50B

　VAIO type Sはデザインを重視した2スピンドルノートPC。6月19日より発売する。上位モデルの「VGN-S70B」と、下位モデルの「VGN-S50B」が用意され、店頭予想価格は前者が252,000円前後、後者が221,000前後の見込み。

　マグネシウムボディを採用し、本体を限界まで薄型化。ラッチレスヒンジ、コネクタ類を隠すフタなど、外観にこだわった筐体となっている。

　ディスプレイは世界初という1,280×800ドット表示可能な13.3型ワイドのクリアブラック液晶。アスペクト比は16:10。

　VGN-S70BはCPUにPentium M 1.50GHz、VGN-S50BはCeleron M 1.30GHzを搭載する。VGN-S70BはBluetoothを備える。

　そのほかの仕様はほぼ共通で、メモリ256MB(最大1GB)、HDD 40GB、チップセットにIntel 855PM、DVD-RWドライブ、ビデオ機能にATI MOBILITY RADEON 9200、OSにWindows XP Home Editionを搭載し、Office Personal 2003が付属する。

　インターフェイスはUSB 2.0×2、IEEE 1394×1、IEEE 802.11b/g無線LAN、Type2 PCカードスロット×1、Ethernet、D-Sub15ピン。

　バッテリ駆動時間は約5.5時間。本体サイズは312.5×224.8×29.9～35.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.89kg(バッテリ含む)。

　別売りアクセサリとして、USBポートやEthernetなどを備えるポートリプリケータや、13.3型専用のプライバシーフィルタなどが用意される。

　ソニースタイルモデルでは、10日に発表されたPentium M 745やメモリ/HDD容量、ビデオ機能にATI MOBILITY RADEON 9700などが選択できる。

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/S/

●CPUなどを強化した「VAIO type TR」

VAIO type TR PCG-TR5B

　VAIO type TRはバイオノートTRの後継となるノートPCで、5月15日より発売する。上位モデルの「PCG-TR5B」と、下位モデルの「PCG-TR5EB」が用意され、店頭予想価格は前者が263,000円前後、後者が210,000円前後の見込み。

　PCG-TR5BはCPUを超低電圧版Pentium M 1.10GHz、ドライブをDVD-RWに、PCG-TR5EBは超低電圧版Celeron M 900MHzに強化されている。

　そのほかの仕様は、チップセットにIntel 855GM(ビデオ機能内蔵)、HDD 40GB、1,280×768ドット表示可能な10.6型ワイドのクリアブラック液晶を搭載。OSはWindows XP Home Editionで、Office Personal 2003がプリインストールされる。

　PCG-TR5BはIEEE 802.11a/b/g無線LANとBluetoothを搭載。PCG-TR5EBはIEEE 802.11b/g無線LANを搭載し、Bluetoothは省かれている。

　バッテリはリチウムイオンバッテリで、駆動時間は約4.5時間。本体サイズは270.4×188.4×34.7～36.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.4kg。

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/TR/

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200405/05-0510/
□関連記事
【1月7日】ソニー、バイオノートシリーズを一新
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0107/sony1.htm

(2004年5月10日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]