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ソニー、バイオノートシリーズを一新

1月17日より順次発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーはバイオノートシリーズのラインナップを一新し、1月17日より順次発売する。価格はオープンプライス。

 新規筐体の発表はなく、CPUの強化やOffice Personal 2003のバンドルなど、変更点は小規模なものとなっている。

・Office Personal 2003を搭載した「バイオノートTR」

 バイオノートTRは、CPUに超低電圧版Pentium M 1GHzを搭載した「PCG-TR3/B」が1月24日から、超低電圧版Celeron M 800MHzを搭載した「PCG-TR3E/B」が1月17日から発売される。店頭予想価格は、TR3/Bが25万円前後、TR3E/Bが21万円前後の見込み。OSはいずれもWindows XP Home Edition。

 上位モデルのTR3/Bで、搭載メモリが標準で512MBとなったほか、両モデルともOffice Personal 2003がプリインストールされる。そのほか、CPUなどの仕様に変更はないが、ソニースタイルモデルでは光学ドライブとして9.5mm厚のDVD-RWドライブを選択可能になった。

 CPU以外の主な仕様は、1,280×768ドット表示対応10.6型クリアブラックワイド液晶を搭載。HDD 40GB、チップセットはIntel 855GMを搭載。ビデオ機能はチップセット内蔵。光学ドライブとして8/24/10/24倍速のDVD/CD-RWドライブを搭載する。

 TR3/BにはIEEE 802.11a/b/g、TR3E/BにはIEEE 802.11/b/g無線LAN機能を搭載する。

 本体サイズは270.4×188.4×34.7~36.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.4kg。

【お詫びと訂正】初出時、バイオノートTRの発売日を間違って掲載しておりました。正しくは現表記のとおりです。お詫びとともに訂正させていただきます

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-TR3/

・DVD-RWドライブを搭載した「バイオノートZ」

 バイオノートZは、CPUにPentium M 1.70GHzを搭載した「PCG-Z1X/P」、Pentium M 1.50GHzを搭載した「PCG-Z1XE/B」の2モデルが用意される。店頭予想価格は、Z1X/Pが27万円前後で1月24日から、Z1XE/Bが22万円前後で1月17日から発売される。OSはZ1X/PがWindows XP Professional、Z1XE/BがWindows XP Home Edition。

 上位モデルのZ1X/Pに同シリーズとして初めてDVD-RWドライブを搭載した。下位モデルのZ1XE/Bは、DVD/CD-RWドライブの搭載となり、Office Personal 2003がプリインストールされる。

 そのほかの仕様は、1,400×1,050ドット(SXGA+)表示対応の14.1型液晶ディスプレイを搭載。メモリは、512MB(Z1XE/Bは256MB)、HDD 60GBを搭載。チップセットはIntel 855PM、ビデオチップはMOBILITY RADEON(16MB)。IEEE 802.11b/gおよびBluetoothを内蔵する。

 本体サイズは316×247.4×23.8~39mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.1kg。

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-Z1X/

・CPUを強化しOffice Personal 2003を搭載した「バイオノート505」

 バイオノート505は、CPUにPentium M 1.50GHzを搭載したPCG-V505G/Bの1モデルのみ用意され、1月17日より発売される。店頭予想価格は20万円前後の見込み。OSはWindows XP Home Edition。

 Office Personal 2003がプリインストールされるほか、ソニースタイルモデルではDVD-RWドライブを選択可能。

 主な仕様は、XGA表示対応12.1型液晶を搭載。メモリ256MB、HDD 40GB。チップセットはIntel 855PMで、ビデオチップにMOBILITY RADEON 9200(32MB)を搭載する。光学ドライブはDVD/CD-RWドライブ。IEEE 802.11bに対応する。

 本体サイズは277×33.5×242.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.99kg。

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-V505G/

・HTテクノロジ対応モバイルPentium 4がラインナップされた「バイオノートGR」

 バイオノートGRは、CPUにHTテクノロジ対応モバイルPentium 4 3.2GHzを搭載した「PCG-GRT99V/P」、HTテクノロジ対応モバイルPentium 4 2.80GHzを搭載した「PCG-GRT77V/P」、モバイルCeleron 2.40GHzを搭載した「PCG-GRT55F/B」の3モデルが用意され、1月17日より発売される。

 店頭予想価格は、GRT99V/Pが37万円前後、GRT77V/Pが30万円前後、GRT55F/Bが21万円前後の見込み。OSは、GRT99V/PおよびGRT77V/PがWindows XP Professional、GRT55F/BがWindows XP Home Edition。

 従来モデルからCPUが強化されたほか、全モデルに4倍速書き込み対応のDVD±RWドライブを搭載した。

 最上モデルのGRT99Vでは、1,600×1,200ドット(UXGA)表示対応16.1型クリアブラック液晶、メモリ512MB、HDD 80GBを搭載。チップセットはSiS648で、ビデオチップにGeForce FX Go5600を搭載し、IEEE 802.11a/b/g無線LAN機能を備える。

 本体サイズはGRT99V/PおよびGRT77V/Pが357×300.3×46.8~49.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量約4.3kg(光学ドライブ、バッテリ装着時)。GRT55F/Bが327×271.6×41.6~49.8mm(同)、重量約3.6kg(光学ドライブ、バッテリ装着時)。

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-GRT99V/

・CPUなどが強化された「バイオノートFR」

 バイオノートFRは、CPUにPentium 4 2.66GHzを搭載する「PCG-FR77J/B」、モバイルCeleron 2.40GHzを搭載する「PCG-FR55J/B」および「PCG-FR55J」の3モデルが用意され、1月17日より発売される。店頭予想価格はFR77J/Bが20万円前後、FR55J/Bが17万円前後、FR55Jが15万円前後の見込み。OSはいずれもWindows XP Home Edition。下位モデルとなるFR55J以外はすべてOffice Personal 2003がプリインストールされる。

 従来モデルからCPUが強化されたほか、最上位モデルのFR77J/Bには4倍速書き込み対応のDVD±RWドライブが搭載される。そのほかのモデルではDVD/CD-RWコンボドライブを搭載。

 XGA対応15型クリアブラック液晶を搭載し、メモリは256MB、HDDはFR77J/Bで60GB、PCG-FR55J/BおよびPCG-FR55Jでは40GBを搭載する。

 本体サイズは329×274.5×43mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.8kg。

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-FR77J/

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2004/products_0107.html
□関連記事
【2003年9月9日】ソニー、IEEE 802.11gを搭載したモバイル系バイオノート
~バイオノート505はPentium M搭載に
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0909/sony2.htm
【2003年9月9日】ソニー、バイオノートGRなどA4ノートPCを一新
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0909/sony4.htm

(2004年1月7日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]


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