5月中旬より順次発売

価格：オープンプライス

　日本ビクター株式会社は、1,024×600ドット(WSVGA)表示8.9型液晶、およびDVDマルチドライブを搭載したモバイルミニノートPC「InterLink MP-XV831」を6月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24万円前後となる見込み。

　本体サイズは235×214×43.2mm、重量は約1.47kgで、同社ではDVDマルチドライブ内蔵ノートPCとして世界最小としている。

　CPUは超低電圧版Pentium M 1GHzで、メモリ256MB(PC2700、最大768MB)、HDD 40GB、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN、Windows XP Home Editionを搭載。チップセットはIntel 855GMEで、ビデオ機能を内蔵する。バッテリはリチウムイオンで、JEITA測定法1.0準拠の駆動時間は約5.5時間。

　同社の家庭向けデジタルハイビジョンビデオカメラ「GR-HD1」で撮影したハイビジョン動画を再生できる「HD-TSデコーダ」を内蔵。従来版より機能強化され、フレームレートが向上しているという。また、音楽データの欠落情報を蘇生して音質向上を図るという同社独自の「CCコンバータ」も内蔵する。

　インターフェイスは、USB 2.0×2、IEEE 1394×1、Ethernet、V.90モデム、Type2 PCカードスロット、SDカードスロットを搭載。キーピッチは16mm、キーストロークは1.5mm。

　下位モデルとして、CPUを超低電圧版Celeron M 800MHzに、光学ドライブをDVD-ROM/CD-RWコンボドライブに変更した「MP-XV631」も用意。5月中旬発売で、店頭予想価格は21万円前後。バッテリ駆動時間はMP-XV831と同じ約5.5時間。

　あわせて、USB 2.0×4、D-Sub15ピン、Ethernet、デジタル音声出力を装備したポートリプリケータ(31,500円)、駆動時間約2.6時間(JEITA 1.0)の小型バッテリパック(15,750円)などのオプション品も5月中旬より発売される。

本体上面。奥の黒い部分はバッテリパック	本体全面。左手にDVD/CD操作ボタンを備える	光学ドライブは本体右側面
主なインターフェイスは本体左側面	キーボード部。ヒンジ部にあるボタンで、輝度やサウンド効果を変更できる	InterLink XP(右)とのサイズ比較

□日本ビクターのホームページ
http://www.victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp/press/2004/mp-xv831.html
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【2月16日】【PMA】ビクター、コンボドライブ搭載のミニノートPCを参考展示
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【2003年1月22日】ビクター、世界初の民生用ハイビジョンカメラ(AV)
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(2004年4月26日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]