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松下、9時間駆動でさらに小型化した「Let'snote R3」

5月21日発売

価格:オープンプライス

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 松下電器産業株式会社は、モバイルノートPC「Let'snote」シリーズの最新モデル「Let'snote R3」を5月21日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20万円前後の見込み。OSはWindows XP Professional。

 XGA表示対応の10.4型液晶を搭載した1スピンドルモバイルノート。Let'snote Rシリーズとしては初のモデルチェンジとなり、従来モデル「Let'snote R2」からさらに小型化。本体サイズは229×183.5×24.2〜41.6mm(幅×奥行き×高さ)となり、R2よりも幅が11mm縮小された。奥行きは0.5mm増加している。また、ボディカラーはホワイトシルバーに変更された。

 重量は従来モデルと全く同じ約990gながら、バッテリ駆動時間を大幅に延長。最大約9時間の駆動時間を実現した(従来モデルでは最大約5時間)。

 R2から80%増の駆動時間を実現するため、バッテリセルを4本から6本へ増加し、バッテリ単体の容量も2,200mAhから2,400mAhへ向上。バッテリ回りだけで63%の電力向上を達成した。そのほか、液晶パネルの性能向上により7%、省電力パーツの採用、電源回路の効率化などで10%向上し、長時間駆動が実現されているという。

最大約9時間のバッテリ駆動が可能になったLet'snote R3 本体側面から 天板のデザインも変更された
本体右側面。PCカードスロット、SDメモリースロットを搭載 本体左側面。ミニD-Sub15ピンや、USB 2.0×2、Ethernetなどを搭載 本体正面は、電源スイッチやヘッドフォン端子を備える
電源オン時に発光する主電源スイッチ 本体裏面。従来モデルとは異なり、バッテリ部分がなだらかなカーブになった

 追加したバッテリセル2本分の重量を相殺するための工夫も施された。R2では190gあった液晶パネルは、0.6mm厚の薄型ガラスを採用した軽量タイプに変更することで145gに軽量化。

 そのほか、低面キャビネットを従来の0.7mmから0.55mmに、液晶部キャビネットを0.7mmから0.625mmへそれぞれ薄型化。CPUのヒートシンクも銅製(15.9g)のものから、アルミコートグラファイト製(6.3g)に変更して軽量化を図った。

 同社では10.4型液晶搭載ノートPCとして世界最小のフットプリント(底面積)としており、フットプリントの小型化そのものも軽量化に貢献しているという。

 Let'snote Y2でも採用された、ネジを使わずにHDD、液晶ユニットを収容するフローティング構造、液晶キャビネットのボンネット構造と、マグネシウム・プレス加工により、十分な強度を維持しているという。

 キーボード部も改良が施され、従来とは異なるレイアウトになったほか、キートップの文字はシルク印刷からレーザー印刷に変更された。これによりキートップの印刷文字の耐久性が向上している。

 インターフェイスについては、ミニD-Sub15ピンが搭載されるなど、ビジネス用途での利便性も向上。無線LAN対応プロジェクタ「TH-LB10NT」に対応したアプリケーションが標準で添付される。

キーボード部のアップ マイレッツクラブで販売予定のアルファベットのみが印刷されたキーボード。価格などは未定 タッチパッドのアップ
Let'snote R2(写真下)との比較。幅が11mm小さくなり、奥行きは0.5大きくなった Let'snote R2(写真左)との比較 カラー天板モデル
Let'snote R3のメインボード Let'snote R3の構成パーツ。光学ドライブはLet'snote W2などに搭載されるもの

 そのほか主な仕様は、CPUに超低電圧版Pentium M 1.10GHz、メモリ256MB(最大768MB、MicroDIMM)、HDD 40GBを搭載。チップセットはIntel 855GMEで、ビデオ機能はチップセット内蔵(最大64MB、メインメモリと共用)。

 インターフェイスは、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、SDメモリーカードスロット(SD I/O非対応)×1、Type2 PCカードスロット×1、USB 2.0×2、マイク入力、オーディオ出力などを備える。

 発表会では、松下電器産業株式会社 パナソニックAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部 事業部長の伊藤好生氏が挨拶した。

松下電器産業株式会社 パナソニックAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部 事業部長 伊藤好生氏 インテル株式会社エンタープライズ&ネットワークソリューションズ本部長 町田栄作氏

 伊藤氏はまず、JEITAによるノートPC市場動向を示し、「ノートPC市場に占めるモバイルPCの需要は順調に増えている。Let'snoteは独自の小型軽量、長時間駆動という路線で差別化してきた。そのコンセプトは今でも変わらないし、今後も変えない。だが、モバイルPCの本質は追求し続け、中身は進化させる」などと述べた。

 今回の製品については、「Let'snote Rシリーズは、2年以上同じデザインを採用してきたが、今回は堅牢性や重量を維持しながら、バッテリ駆動時間を約9時間に向上させた、フルモデルチェンジとなる。Let'snote Let'snote W2/Y2にはDVDマルチドライブを搭載可能にするなど、既存モデルのラインナップも強化した。今後もモバイルに適したPCを開発していきたい」と語った。

 また、インテル株式会社エンタープライズ&ネットワークソリューションズ本部長の町田栄作氏も発表会に出席し、「今回はファッションショーのような華やかな雰囲気の発表会だが、これはノートPCがファッショナブルになってきたことの現れ。軽量・長時間駆動というLet'snoteの特徴は今回もきちんと進歩している」、「Let'snoteシリーズは全モデルで、Centrino準拠を謳っており、すべて802.11b/gの無線LANが利用可能になっている。今後も新しい技術を投入したLet'snoteを発表して頂きたい」などと語った。

 また、同社が取り組む公衆無線LANスポットの普及についてもふれ、「現在、公衆無線LANスポットは全世界で4万カ所にのぼる。様々な業界と協力し、普及を促進していきたい」などと述べた。

□松下電器産業のホームページ
http://matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn040421-1/jn040421-1.html
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〜「マリン仕様」のTOUGHBOOKも
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0127/pana2.htm

(2004年4月21日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]


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