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インクジェット複合機の増加で、単機能プリンタは減少
~ガートナー、プリンタ市場調査

4月20日 発表


 ガートナージャパン株式会社は、2003年の国内プリンタ市場の調査結果を発表した。

 出荷台数は650万3千台で、対前年比で7%減であり、3年連続の減少となっている。

 しかし、減少の原因は市場の退潮ではなく、調査対象にインクジェット複合機が含まれていないことが主因。単機能のインクジェットプリンタとインクジェット複合機とを合わせた出荷台数は、662万5千台で対前年比6.6%増となっている。

 2003年の単機能インクジェットプリンタの出荷台数は521万5千台であることから、複合機の出荷台数は141万台とみられる。ガートナーでは、2004年もインクジェット複合機は増加し200万台近い市場になるとしている。

 なお、カラーページプリンタなどを含めたプリンタ単体機の出荷台数ベースシェアは、エプソンが44%、キヤノンが42%、NEC3%、リコー2%、富士通2%となっており、トップ2社の接近と寡占化がいっそう進んでいる。

□ガートナー ジャパンのホームページ
http://www.gartner.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.gartner.co.jp/press/pr20040420-01.pdf
□関連記事
【2003年4月4日】国内プリンタ市場は2年連続のマイナス
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0404/gartner.htm

(2004年4月20日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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