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国内プリンタ市場は2年連続のマイナス
~エプソン、キヤノンの寡占化進む

4月4日 発表


 ガートナージャパン株式会社は4日、2002年の国内プリンタ市場の調査結果を発表した。

 国内プリンタ市場の出荷台数は、対前年比9.4%減の699万6千台にとどまり、2年連続の減少となった。金額ベースでは対前年13.8%減の3,475億7,100万円にとどまり、製品単価の値下がりも顕著になっている。同社の昨年の予測では2002年の出荷台数を756万台と見込んでいたが、市場の縮小はそれを上回っている。

 分野別の出荷台数では、カラーページプリンタが0.9%増になったほかは、すべて前年を割り込んだ。

 メーカー別の台数シェアでは、エプソンが45.6%、キヤノンが39.1%といずれもシェアを拡大しており、寡占化が進んでいる。3位のNEC(3.4%)、4位の日本HP(2.9%)はいずれもシェアを下げたが、5位のリコー(2.3%)はわずかにシェアを伸ばした。

□ガートナー ジャパンのホームページ
http://www.gartner.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.gartner.co.jp/press/pr20030404-01.html
□関連記事
【2002年3月7日】プリンタの国内出荷台数も前年割れ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0307/gartner.htm

(2003年4月4日)

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