4月2日 発表

　株式会社メッツは2日付けで、パッケージソフトを扱うソフトウェア部門を廃止すると発表した。

　同社は、「筆自慢」や「G.CREW」などのパッケージ販売を主力としていたが、2000年にASPやダウンロード販売へ方針を転換した。しかし、収益が上がらず、2001年には他社へのライセンスによりパッケージ販売を再開するなど紆余曲折を経ていた。

　ここ数年は、マルチメディアコンテンツ販売の子会社「イー・プレジャー」の清算、デジタルセキュリティビジネスへの注力など業務改善を進め、平成16年3月期決算では黒字転換を果たす見込みとなっている。

　パッケージ部門の廃止については、デジタルセキュリティビジネスの事業拡大により、ソフトウェア部門の比重が下がったためとしている。

　なお、ソフトウェア部門にはすでに専任の従業員は配置されておらず、他部門との兼任となっていた。

□メッツのホームページ
http://www.metscorp.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.metscorp.co.jp/siryou/soft_20040402.pdf
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(2004年4月6日)

[Reported by date@impress.co.jp]