2月20日より順次発売

標準価格：オープンプライス

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　コニカミノルタは、屈曲光学系による光学3倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ DiMAGE Xシリーズをマイナーチェンジし、2月20日より順次発売する。

●0.8秒で起動する「DiMAGE Xg」

　DiMAGE Xgは薄型ボディでもレンズがせり出さない、屈曲光学系による光学3倍ズームを搭載したDiMAGE Xtの後継機種。2月20日から発売される。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は4万円前後の見込み。

　新機能として、夜間や暗所での撮影が可能なナイトムービーなどを搭載した。また、起動時間が約1.1秒から約0.8秒に短縮された。本体色はシャンパンシルバー、マリンブルー、スイートレッドとなった。これ以外の仕様はXtを継承している。

　撮像素子は有効約320万画素の1/2.7インチ原色フィルタ付きCCD。記録解像度は2,048×1,536/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。記録形式はJPEG。320×240/160×120ピクセル(15/30fps)でメモリカード容量いっぱいまでの音声付動画撮影も可能で、記録形式はMotion JPEG。

　レンズは8群9枚で、35mmフィルム換算の焦点距離は37～111mm、開放F値はF2.8～F3.6の光学3倍ズーム。光学ファインダーとデジタルインターフェイスの1.6型TFT液晶ディスプレイを搭載する。

　PCとの接続はUSBで、PCカメラ機能と、PictBridgeを搭載。記録媒体はSDメモリーカード/MMC。内蔵フラッシュを搭載する。

　電源はリチウムイオン電池で、撮影可能枚数(CIPA準拠、付属メモリカード使用)で約220枚。本体サイズは85.5×20×67mm(幅×奥行き×高さ)、電池と記録媒体を含まない重量は約120g。別売オプションとしてマリンケースが用意される。

●DiMAGE X21もマイナーチェンジ

　DiMAGE X21は、廉価版の屈曲光学系光学3倍ズーム搭載機「DiMAGE X20」の後継機。4月より発売される。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は2万5千円前後の見込み。

　背面のコントローラが、上下と左右で分離したタイプから、十字キーに変更された。また、撮影効果としてポスタリゼーション、ソフトフォーカス、9カットを1枚に並べるマルチフレームショットなどが追加された。

　スペック等はX20とほぼ同様で、撮像素子は有効約200万画素の1/3.2インチ原色フィルタ付きCCD。記録解像度は1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセルで、記録形式はJPEG。320×240/160×120ピクセル、15fpsの音声なし動画撮影にも対応。記録形式はMotion JPEG(MOV)で、メモリカード容量または電池寿命いっぱいまで撮影可能。

　レンズは9群10枚で、35mmフィルム換算の焦点距離は37～111mm、開放F値は2.8～3.7の光学3倍ズーム。撮影可能距離はカメラ前面から0.1m～無限遠で、全域でマクロ撮影に対応する。1.5型のTFT液晶ディスプレイを搭載。光学ファインダーは装備しない。

　PCとの接続はUSBで、PictBridgeに対応する。記録媒体はSDメモリーカード/MMC。内蔵フラッシュを搭載する。

　電源は単3電池×2でアルカリ電池とニッケル水素充電池に対応。撮影可能枚数(CIPA準拠、付属メモリカード使用)で、約90枚。本体サイズは86×24.5×67mm(幅×奥行き×高さ)、電池と記録媒体を含まない重量は約115g。

□コニカミノルタのホームページ
http://konicaminolta.jp/

(2004年2月13日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]