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ミノルタ、新デザインの屈曲光学系デジカメ「DiMAGE Xt」
4月上旬発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：フォトサポートセンター ミノルタ株式会社は、屈曲光学系による光学3倍ズームを搭載した薄型コンパクトデジタルカメラ「DiMAGE Xt」を、4月上旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は5万円前後の見込み。 同様の光学系を搭載した「DiMAGE Xi」の後継機。本体サイズが85.5×20×67mm(幅×奥行き×高さ)、重量約120g(バッテリ、メモリカード別)と若干小型化され、Xiのビジネスライクなデザインから、ややカジュアルなデザインになった。バッテリ/メモリスロットカバーがアクセントとなり、縦吊り時にロゴなどが正立するデザインに変更されている。また、本体色をフレッシュシルバー、スイートレッド、ビターブラックの3色から選べるようになった。
撮像素子、光学系はXiと同様だが、最短撮影距離が25cmから15cmになり、AFが5点測距になったほか、スポット測光や、ノイズリダクションのユーザーによるON/OFFが可能になるなどの改良が加えられている。また、動画の記録時間制限が無くなり、320×240ピクセルに加えて160×120ピクセルでの動画撮影も可能になった。PCカメラ機能も追加されている。 ユーザーインターフェイス面では、背面にモードダイヤルを新設、ボタン類のレイアウトや、メニューのGUI、設定操作が見直された。また、シャッター音を、ミノルタCLEのシャッター音と電子音、ユーザーの録音した音の3つから選べるギミックも用意された。
撮像素子は1/2.7インチの有効約320万画素CCD(原色フィルタ)。記録画素数は2,048×1,536/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。記録形式はJPEGとTIFF。動画は15fpsの音声付で、記録形式はMotion JPEG。 前面のレンズから入った光がプリズムで90度下に曲げられ、本体底部に上向きに置かれたCCDに到達する「屈曲光学系」を採用する。レンズ構成は8群9枚で、35mmフィルム換算で37～111mm(F2.8～3.6)の焦点距離を持つ光学3倍ズームとなっている。 光学ファインダーのほか、1.5型の低温ポリシリコンTFT液晶モニタを備える。記録メディアはSDメモリーカードまたはMMC。PCとはUSB 1.1で接続する。エプソンが提唱するダイレクトプリント機能「USB DIRECT-PRINT」にも対応する。 電源はリチウムイオンバッテリ。充電用のチャージスタンドが付属するが、本体ACアダプタでの充電も可能になった。オプションで防水・防塵可能なマリンケース、各種ストラップやカメラケースなども用意される。
□ミノルタのホームページ (2003年3月3日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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