2月5日発表

　ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社は5日、2003年の国内PC販売に関する調査結果を発表した。販売台数は1,186万2千台で対前年比101%(同社調べ)。法人向けでは前年比108%と回復の兆しを見せたが、個人向けは前年比96%と減少した。

　個人向け販売台数が下がったことについて、同社では、液晶/プラズマテレビやDVDプレーヤー/レコーダーなどの、AV関連製品に需要が流れたことが大きな要因としている。

　タイプ別の販売台数は、デスクトップPCが487万4千台で対前年比101%、売上は約7,200億円で対前年比92%。ノートPCが698万8千台で対前年比101%、売上は約1兆1,794億円で対前年比94%となった。

　一方で、ホワイトボックスと呼ばれるショップブランドPCが大幅に売り上げを伸ばし、販売台数は対前年比4.3倍、売上は3.6倍。同社では、低価格であることや、使用目的が明確でPCの知識を持った消費者が増え、必要な機能だけを求める動きなどが要因と分析。今後もこの動きが続くと予測している。

　またPCの低価格化も進行しており、2003年の平均販売価格は対前年比92%の162,268円となっている。

□ジーエフケー ジャパンのホームページ
http://www.gfkjpn.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.gfkjpn.co.jp/report/profi/pc_040205.html
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(2004年2月6日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]