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ソニー、IEEE 802.11gを搭載したモバイル系バイオノート
~バイオノート505はPentium M搭載に

9月20日より順次発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーは、モバイル系ノートPC「バイオノートZ」、「バイオノート505」、「バイオノートTR」の各シリーズを一新し、9月20日より順次発売する。価格はオープンプライス。

 いずれのシリーズも無線LANがIEEE 802.11gに対応したことが特徴(バイオノート505下位モデルを除く)。また、従来モデルではCPUにモバイルPentium 4-Mを搭載していたバイオノート505は、新たにPentium Mが採用された。そのほか全シリーズでCPUやHDD容量などが強化され、メモリースティックPROの高速転送モードにも初対応した。

●デュアルバンド無線LANを搭載し下位モデルも用意された「バイオノートTR」

 DVD/CD-RWコンボドライブを搭載する2スピンドルのモバイルノート「バイオノートTR」は、上位モデルとなる「PCG-TR2/B」のほか、下位モデルとして新たに「PCG-TR2E」がラインナップされた。店頭予想価格はTR2/Bが24万円前後(10月18日発売)、TR2Eが20万円前後(9月20日発売)の見込み。いずれもOSはWindows XP Home Editionで、TR2/BのみOffice Personal Edition 2003が付属する。

 上位モデルのTR2/Bでは、CPUに超低電圧版Pentium M 1GHzを搭載し、IEEE 802.11a/b/gのデュアルバンド無線LANに対応。下位モデルのTR2Eは、CPUに超低電圧版Celeron 800A MHzを搭載し、無線LANはIEEE 802.11b/gのみの対応となる。

 そのほかの仕様は共通で、液晶パネルは1,280×768ドット表示対応の10.6型クリアブラック液晶を搭載。メモリ256MB(最大1GB)、HDD 40GBを搭載する。チップセットはIntel 855GM、ビデオ機能はチップセット内蔵。光学ドライブは8/16/10/24倍速のDVD/CD-RWコンボドライブを搭載する。

 インターフェイスはType2 PCカードスロット×1、Ethernet、Bluetooth、メモリースティックスロット(メモリースティックPRO高速転送対応)、USB 2.0×2、IEEE 1394×1(4ピン)、D-Sub15ピンなどを備えるほか、37万画素のCMOSカメラも内蔵する。

 バッテリはリチウムイオンバッテリで、駆動時間は最大6時間(バッテリS使用時)。本体サイズは約270.4×188.4×34.7~36.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.4kg。耳掛け式のヘッドフォンが付属する。

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-TR2/

●Pentium Mを搭載した「バイオノート505」

 バイオノート505は、従来モデルで搭載していたモバイルPentium 4-Mに代わり、新たにPentium Mを採用。ビデオチップにはMOBILITY RADEON 9200(32MB)が採用された。

 CPUにPentium M 1.50GHz、メモリ512MB(最大2GB、DDR333)、HDD 60GB、OSにWindows XP Professionalを採用した上位モデル「PCG-V505W/P」と、CPUにPentium M 1.30GHz、メモリ256MB(最大2GB、DDR333)、HDD 40GB、Windows XP Home Editionを採用し、Office Personal Edition 2003が付属する下位モデル「PCG-V505F/B」の2モデルが用意される。

 10月11日より発売され、店頭予想価格は、V505W/Pが26万円前後、V505F/Bが20万円前後の見込み。

 そのほかの仕様はほぼ共通で、1,024×768ドット表示対応12.1型TFTカラー液晶を搭載。チップセットはIntel 855PM、光学ドライブは8/16/10/24倍速のDVD/CD-RWコンボドライブを搭載する。

 インターフェイスはType2 PCカードスロット×1、Ethernet、IEEE 802.11b/g(V505F/Bは11bのみ)、メモリースティックスロット(メモリースティックPRO高速転送対応)、USB 2.0×2、IEEE 1394×1(4ピン)、D-Sub15ピンなどを備える。

 バッテリはリチウムイオンバッテリで、駆動時間は最大7時間(バッテリS使用時)。本体サイズは約277×242.4×33.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.99kg。

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-V505W/

●無線機能や搭載CPUが強化された「バイオノートZ」

 バイオノートZは、新たにIEEE 802.11b/gに対応し、CPUなどがアップグレードされた。

 CPUにPentium M 1.60GHz、メモリ512MB(最大1GB、DDR266)、HDD 60GB、Windows XP Professionalを搭載した上位モデル「PCG-Z1V/P」および、CPUにPentium M 1.30GHz、メモリ256MB(最大1GB、DDR266)、HDD 40GB、Windows XP Home Editionを搭載した下位モデル「PCG-Z1VE」の2モデルが用意される。

 いずれも9月20日より発売され、店頭予想価格はZ1V/Pが26万円前後、Z1VEが20万円前後の見込み。

 そのほかの仕様はほぼ共通で、14.1型1,400×1,050ドット(SXGA+)TFTカラー液晶を搭載。チップセットはIntel 855PM、ビデオチップはMOBILITY RADEON(16MB)。光学ドライブは8/16/10/24倍速のDVD/CD-RWコンボドライブを搭載する。

 インターフェイスはType2 PCカードスロット×1、Ethernet、IEEE 802.11b/g、Bluetooth、メモリースティックスロット(メモリースティックPRO高速転送対応)、USB 2.0×2、IEEE 1394×1(4ピン)、D-Sub15ピンなどを備える。

 バッテリはリチウムイオンバッテリで、駆動時間はZ1V/Pが最大約6.5時間、Z1VEが最大約7時間(ともにバッテリS使用時)。本体サイズは約316×247.4×23.8~39mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.1kg。

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-Z1V/

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□バイオのホームページ
http://www.vaio.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2003/products_0909.html
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0514/sony1.htm
【5月14日】ソニー、バイオノートZなどノートPCを一新
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0514/sony4.htm

(2003年9月9日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]


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