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東芝、12.1型XGA液晶で重量約995gの「dynabook SS SX」
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12月上旬より順次発売
標準価格:オープンプライス
株式会社東芝は、重量約995gで標準駆動約5.4時間を実現したB5ファイルサイズノートPC「dnyabook SS SX/210LNLN」など、モバイルノートPC2製品を12月上旬より順次発売する。
dynabook SS SXシリーズは、軽さと長時間駆動の両立を図ったモバイルノートPCの新シリーズ。同じく同社のモバイルノートPCである「dynabook SS S」シリーズが、薄さを追求したのに対し、SXでは底面積の縮小により軽量化を図った。
本体サイズは268×210×27.8~34.6mm(幅×奥行き×高さ)と、Sシリーズより厚くなったが、底面積を約14%削減。高さに余裕ができた分、背の高い変圧コイルを使用するなどして、効率化・省面積化を可能にした。
筐体には軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用。また、液晶カバー部を、「スプーンカット」と呼ばれる板の厚さを部分的に変える形成技術で強度を増した。
本体前面に電源スイッチを備え、ディスプレイを閉じたままでも電源を投入できる。これにより、USBキーボード/マウス/外部ディスプレイなどの併用で、本体を閉じたまま操作が可能となっている。
なお、電源設定はBIOSで変更可能で、ディスプレイを閉じている場合でも、電源をONにできない、ACアダプタが接続されていれば電源をONにする、といった具合に設定できる。また、カバンの中での誤作動を防ぐため、本体前面に電源ロックスイッチを備える。
液晶カバーは「スプーンカット」と呼ばれる丸みを帯びた独特の形状 | 前面に電源スイッチと、電源ロックスイッチを備える |
dynabook SS SX/210LNLNは、12.1型のXGA対応液晶ディスプレイ搭載機として世界最軽量となる重量約995gを実現したモデル。発売は2004年1月下旬で、店頭予想価格は21万円前後。
CPUは超低電圧版Pentium M 1GHzで、メモリ256MB(PC2100、最大1280MB)、1.8インチ20GB HDD、1,024×768ドット(XGA)表示対応12.1型液晶ディスプレイを搭載。標準バッテリ(リチウムイオン)での連続駆動時間は約5.4時間。
dynabook SS SX/210LNLWは、HDDを2.5インチ40GBに変更し、IEEE 802.11b/g対応の無線LANを内蔵させたモデル。発売は12月上旬で、店頭予想価格は22万円前後。重量は約1.1kg、連続駆動時間は約5時間。
それ以外の仕様は2モデルともほぼ共通で、OSはWindows XP Home Edition。チップセットはIntel 855GMで、ビデオ機能を内蔵。キーピッチは19mm、キーストロークは1.7mm。
インターフェイスに、V.90モデム、Ethernet、Type2 PCカードスロット、SDカードスロット、USB 2.0×3、D-Sub15ピンを装備。210LNLWはさらに、Type2 CFカードスロットを備える。
なお、210LNLWをベースとして、OSにWindows 2000/XP Professionalを搭載し、HDD容量や無線LANの有無を選択できる企業向けモデル「dynabook SS 1600 10L/2」も12月上旬より発売される。実売価格は25万円前後からの見込み。
左側面にD-Sub15ピン、Ethernet、USB、SDカードスロットを搭載 | 右側面にモデム、USB×2、PCカードスロットを搭載 | キーボードはファンクションキーを除いて、十分なキーピッチ・ストロークを備える |
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_12/pr_j0101.htm
□製品情報
http://www.dynabook.com/pc/catalog/ss_c/031201sx/
□関連記事
【7月3日】東芝、超低電圧版Pentium M 1GHz搭載の「dynabook SS S8」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0703/toshiba.htm
(2003年12月1日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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