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Antelope Technologies、Meta Pad技術を製品化
~258gのTM5800搭載Windows XP機

MCC

9月17日(現地時間) 発表



 米Anterope Technologiesは、IBMのモジュラー・コンピューティング・コア(MCC)技術を応用したモジュラーコンピュータの量産出荷を11月7日に開始すると発表した。

 IBMのMCC技術は同社のワトソン研究所が開発したもので、Crusoe TM5800を搭載したコアを中心に、使用状況に応じて、電源、ディスプレイ、I/Oコネクタなどのシェルを組み合わせて使用する。各部品がシェルの形でモジュラー化されており、シェルとの組み合わせ方により、ハンドヘルドとしてもデスクトップとしても使用できる。MCC技術は2002年にMeta Padの名称で試作機が公開されており、注目を集めていた。

 主な仕様は、CPUにCrusoe TM5800 1GHz、メモリ256MB、HDD 10GB/15GB、ビデオ回路はチップセット内蔵(8MB)。液晶は6.3型の1,024×768ドット、フルカラーでタッチスクリーン装備。本体サイズは75×125×20mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約258g。OSはWindows XP Professionalを搭載する。

 Anterop Technologiesは、産業/医療/軍などの用途にモバイルコンピュータの開発を目的として2002年に設立された企業。今回の製品化に伴い、IBMからMCC技術のライセンス提供を受けている。

MCC

2002年に公開されたMeta Pad

□Anterope Technologiesのホームページ(英文)
http://www.antelopetech.com/
□製品情報(英文)
http://www.antelopetech.com/mccprod.htm
□IBMのホームページ(英文)
http://www.ibm.com/
□Meta Padのニュースリリース(英文)
http://www.research.ibm.com/resources/news/20020206_metapad.shtml
□関連記事
【2002年10月30日】日本IBMデザイン部門担当部長 山崎和彦氏インタビュー [後編]
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1030/tp11.htm

(2003年9月17日)

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