6月7日 発売

標準価格：オープンプライス

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　ソニーは、超低電圧版Pentium M 900MHzを搭載したモバイルノート「バイオノートTR」を6月7日に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は23万円。

　1,280×768ドットの10.6型ワイド液晶とDVDコンボドライブを搭載した2スピンドルノートでボディサイズは従来のSRシリーズとほぼ同等。液晶には高輝度・低反射のクリアブラック液晶を搭載した。液晶上部には回転式の37万画素CCDカメラ「MOTION EYE」を搭載、最大640×480ピクセルの静止画撮影が可能。Windows Messengerなどによる動画通信にも対応する。

　本体サイズは270.4×188.4×34.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.39kg。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッド、キーボードのピッチは17mm。バッテリ駆動時間は標準で約4.5～7時間、オプションのバッテリーパック(L)使用時で約7～10時間。

　チップセットはIntel 855GM、メモリは256MB(最大1GB)、HDDは30GB。無線LANはIEEE 802.11a/b両用で、Bluetoothも搭載している。

　インターフェイスはType2 PCカードスロット×1、メモリースティックスロット、USB 2.0×2、IEEE 1394×1、外部ディスプレイ端子など。なお、メモリースティックスロットはPRO対応だが、高速転送には対応していない。

　OSはWindows XP Home Editon、Windows XP Professional搭載機は直販サイトのSONY STYLEのみの販売となる。

　TRはまったくの新機種で、クリアブラック液晶、IEEE 802.11aへの対応、バーチャルドルビーステレオスピーカーを内蔵するなど、DVDの再生や無線LANによる動画再生などに重点が置かれている。また、独立したボリュームボタン、標準の1,280×768から1,024×600ドットへワンタッチで解像度変更ができる拡大ボタンなど、再生時の使いやすさにも配慮された。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□バイオのホームページ
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□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-TR1/

(2003年5月14日)

[Reported by date@impress.co.jp]