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エルピーダのDDR2製品がKingstonの検証試験に合格

9月8日 発表


 エルピーダメモリ株式会社は8日、自社の512Mbit DDR2 SDRAMが、米Kingston Techonologyの検証試験に合格したと発表した。

 Kingstonは、エルピーダのDDR2部品を使用した512MBアンバッファドDIMMを作成し、JEDECのDDR2仕様を満たしていることを確認した。DDR2アンバッファドDIMMは、2004年のデスクトップPC用主要部品として注目されている。

 DDR2メモリは、電圧1.8V、クロック667MHzで動作する。KingstonのDDR2 DIMMはPC2-4300規格に準拠し、データ転送レート4.3GB/sec、デュアルチャネル構成時は最高8.6GB/secに達する。

 エルピーダのDDR2チップは0.11μmプロセスで製造され、DDR1メモリに対し、消費電力を半分に削減し、高い歩留まりを達成したとしている。

 Kingstonは、世界最大のメモリモジュールメーカーで、エルピーダに対し60億円の出資を予定している。エルピーダは、その見返りに、DDR400やDDR2を安定供給することを明らかにしている。

□エルピーダメモリのホームページ
http://www.elpida.com/ja/index.html
□ニュースリリース
http://www.elpida.com/ja/news/2003/09-08.html
□Kingston Technologyのホームページ
http://www.kingston.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.kingston.com/japan/press/2003/corporate/prc0306a.asp
□関連記事
【8月19日】エルピーダ、Kingstonから60億円の出資
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0819/elpida.htm
【9月2日】Intel、エルピーダに2,300万ドルを追加出資
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0902/elpida.htm

(2003年9月9日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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