7月17日発表

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は17日、パソコン事業撤退済みメーカー製品の回収方針を発表した。

　10月1日から開始される、個人向けパソコンのリサイクル制度では、各PCメーカーが自社の製品を回収することが定められている。しかし、すでにパソコン事業から撤退し、回収義務を負う業者が存在しない製品については明確な方針は示されていなかった。

　今回、東京都とJEITAは、都内で排出されるこれらの製品の扱いについて協議し、今後はJEITAが有償で回収、リサイクルすることを合意した。これにより、東京23区内ではパソコンをゴミとして回収しないほか、東京市町村においても同様の方針という。リサイクルに伴う料金、連絡窓口などは未定で、後日発表される予定。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/japanese/
□ニュースリリース
http://it.jeita.or.jp/perinfo/release/030717.html
□関連記事
【7月14日】【大河原】9月商戦を巡って水面下の激しい攻防
～リサイクル制度直前の駆け込み購入はトクか?
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0714/gyokai66.htm

(2003年7月18日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]