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Bluetoothバージョン1.2、承認に向け最終段階へ6月18日 発表 Bluetoothの認証団体であるBluetooth Special Interest Group (Bluetooth SIG)は18日、Bluetoothの次期規格「Bluetoothバージョン1.2」が承認前の最終段階に入ったと発表した。 バージョン1.2は、現在のバージョン1.1と比較して、大きな新機能の追加などはなされていないが、下位互換性を維持したまま、利便性向上に向けた改善が図られている。 改善点の1つに、アダプティブ・フリクエンシー・ホッピング(AFH)と呼ばれる無線の相互干渉を低減する機能がある。BluetoothはIEEE 802.11bや電子レンジなどと同じ周波数帯を利用するため、それらの機器との干渉が懸念されているが、AFHにより、この問題を解消し、機器の同時利用が可能になるという。 そのほか、音声処理機能やQoS機能の強化、セキュリティ性を向上させる匿名モードの実装などが行なわれている。 Bluetooth SIGでは現在、バージョン1.2の早期実装に向けた実装ガイドを準会員向けに提供しており、ユーザーが“箱から出して5分で使える”使い勝手の良い製品の登場を目指しているとしている。 □Bluetooth SIGのホームページ (2003年6月18日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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