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ソースネクスト、事業戦略説明会を開催
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代表取締役社長 松田憲幸氏(左)とイメージキャラクターのボブ・サップ選手(右) |
6月2日発表
コモディティ化戦略は、主力製品を1,980円に値下げし、さらに販路チャネルを量販店やPCショップのほかに、書店やコンビニエンスストアなどに広げるというもの。コンシューマ向けPCソフトの市場拡大を目的としている。
代表取締役社長 松田憲幸氏は、「コモディティ化戦略前と比べて、販売本数シェアは大きく伸びている。OSを含むPCソフト部門では、戦略前は10%/4位だったが戦略後はマイクロソフトに2倍以上の差を付ける25.3%でシェアトップに立った。年内に33%を目指したい」と始めた。
「家庭用ゲーム機などは、本体1台に対しソフトが3本程度購入されるが、PCソフトは本体1台に対し0.5本程度しか購入されていない。これは、PCソフトが高価であり、且つ(ゲームソフトなどと比べて)手に入りづらいというイメージが強いためだ。この状況を打破し、PCソフト市場の拡大を目指したいと前々から思っていた」と説明。
さらに、「販売価格を1,980円と安価にすることでシェアが広がり、さらに販売チャネルが広がることで、今まで購入を躊躇していた初心者ユーザーの目にも触れるようになる。シェアの拡大がそのまま市場拡大に繋がる。今後も推進して行きたい」と強調した。
今後は、現在53タイトルの「1,980円シリーズ」を100タイトルまで拡大する。またパッケージも、好調な売れ行きを見せるDVDソフトサイズのスリムパッケージを2005年までに全製品に適用するという。
さらに2005年度までの目標として、販売店舗数を5万店舗、販売本数を年間1,500万本、売上高200億円を目指すとしている。
●ボブ・サップが新製品のプロモーションに登場
パッケージを手にするボブ・サップ選手 |
また、新製品も発表された。タイピングソフト「特打 ボブ・サップ スペシャル」、「特打小学生 ボブ・サップ スペシャル」、学習ソフト「続メキスウ biz. ボブ・サップ バージョン」の3タイトルが6月20日発売より発売される。価格はすべて1,980円。
会場には、イメージキャラクターである格闘家のボブ・サップ選手が駆けつけた。
イメージキャラクターへのオファーを引き受けた理由として、「特打は、ゲームと学習が融合されたソフトで、誰でも楽しみながらタイピングを上達できる。楽しく学べることはとてもいいことだし、ソースネクストの製品作りに対する姿勢に共感したから」と語った。
ステージでは、ボブ・サップ選手と松田社長によるタイピング対決や、ボブ・サップ選手によるミット打ちなど、派手なプロモーションが行なわれた。
先日行なわれたK-1の試合で負傷した右目に眼帯を着けて登場 | 眼帯を外して完治したことをアピール。試合後、公の場に登場したのは初めて | 「トクウチ!トクウチ!」と連呼しながら激しいミット打ちを披露。かなりの迫力 |
対戦を前にファイティングポーズを構える両氏 | この日のために用意された対戦ソフト。正しくタイピングするごとに骨付き肉を食べる。食べた本数が多いほうが勝利 |
対戦中の様子。ボブ・サップ選手は非常に表情豊か | 結果は松田社長の勝利。対戦に負けてなんとも言えない表情を見せた |
□ソースネクストのホームページ
http://www.sourcenext.com/
□ニュースリリース
http://www.sourcenext.com/SP/press/030602commodityreport.html
□製品情報
http://www.sourcenext.com/products/toku_bob/
□関連記事
【2月26日】ソースネクスト、「特打」など主力製品を1,980円に値下げ
~新事業戦略「コモディティ化戦略」を提言
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0226/source.htm
(2003年6月2日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp]
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