Windows Server 2003 Enterprise Edition

4月24日(現地時間)発表

　Microsoftは24日(現地時間)、San Franciscoで発表イベントを開催、「Windows Server 2003」を正式発表した。

　Windows 2000 Serverなどの後継サーバーOS。当初はWindows .NET Server 2003」と呼ばれていたが、「Windows Server 2003」と改称された。

　部門サーバーからミッションクリティカルな用途までをカバーし、「Datacenter Edition」、「Enterprise Edition」、「Standard Edition」、「Web Edition」、「Windows Small Business Server 2003」の5エディションが用意される。

　なお、Datacenter EditionとEnterprise Editionには、Intelの64bit CPU「Itanium」に対応した64bit版が用意される。また、Small Business Serverは第3四半期に提供される。

　すでに13の言語に対応しており、その他の言語には30～45日間で対応する。

　同時に開発環境「Visual Studio .NET 2003」と、データベース「SQL Server 2000 Enterprise Edition(64-bit)」も発表された。Visual Studio .NET 2003は.NET Framework 1.1をサポートするほか、PDAや組込機器向けのサブセット「.NET Compact Framework」を新たにサポートする。

　Visual Studio .NET 2003には「Enterprise Architect」、「Enterprise Developer」、「Professional」の3エディションが用意される。価格はそれぞれ2,499ドル、1,799ドル、1,079ドル。

□Microsoftのホームページ(英文)
http://www.microsoft.com/
□プレスリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2003/apr03/04-24WindowsServer2003LaunchPR.asp
□関連記事
【4月1日】Microsoft、Windows Server 2003の開発を完了
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0331/ms.htm
【1月30日】マイクロソフト、Windows Server 2003 RC2を配布
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0130/ms.htm

(2003年4月25日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]