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ATI、RADEON 9800 PRO/MOBILITY RADEON 9600などを国内発表4月3日発表 ATIテクノロジーズジャパン株式会社は、同社のデスクトップ向けVPU「RADEON 9800」シリーズなど6製品を国内で正式発表した。 ・ハイエンド市場向けデスクトップ用VPU「RADEON 9800 PRO」 昨年9月に発売された、DirectX 9対応VPU「RADEON 9700 PRO」の後継チップで、新たに8ピクセルパイプライン構成となったほか、SMARTSHADERがバージョン2.1になったことで、バーテックスシェーダ/ピクセルシェーダともに最大サポート命令数が大幅に拡張された。 製造プロセスは0.15μmで、コアクロック/メモリクロックともに現時点で未発表。4月上旬には出荷が開始される見込みで、価格は4万円台後半。
また、パフォーマンス向けVPU「RADEON 9600/同PRO」および、メインストリーム向けVPU「RADEON 9200/同PRO」も同時に発表された。ともにコアクロック/メモリクロックなどの仕様は未発表。 RADEON 9600シリーズは4本のピクセルパイプラインを搭載し、DirectX 9に対応する、RADEON 9500シリーズの後継モデル。製造プロセスは0.13μm。上位モデルのRADEON 9600 PROおよび、下位モデルのRADEON 9600の2モデルが用意され、4月中に出荷が開始される予定。価格は上位モデルで4万円台前半の見込みだが、変更される可能性もあるという。 RADEON 9200はDirectX 8.1に対応するRADEON9000の後継モデル。上位モデルのRADEON 9200 PROおよび、下位モデルのRADEON 9200の2モデルが用意され、4月上旬の出荷が予定されているが、価格については現時点で未定。
・モバイル市場向けVPU「MOBILITY RADEON 9600/9200」 MOBILITY RADEON 9600シリーズはDirectX 9に対応するモバイル向けVPU。GDDR2-Mメモリに対応し、700~800MHz(DDR)での高クロック駆動も可能という。 また、オーバークロック時に熱センサーによってパフォーマンスをコントロールする「OVERDRIVE」機能や、ATI独自の電源管理機能「POWERPLAY 4.0」にも対応する。出荷は2003年第3四半期を予定。 MOBILITY RADEON 9200は、MOBILITY RADEON 9000をベースに低価格化が図られたモデルで、新たにAGP 8Xにも対応する。 ・統合チップセット「MOBILITY RADEON 7000 IGP」 MOBILITY RADEON 7000 IGPは、モバイルPentium 4のほか、Intelから正式ライセンスを取得することにより、Pentium Mにも正式対応するグラフィック統合型チップセット。新たにDDR333をサポートした。AGP 4Xに対応し、FSBは400/533MHz。 発表会後の質疑応答では、今回RADEON 9600シリーズが0.13μmプロセスへ移行したことについて質問がされ、「昨年の夏にRADEON 9700を発表した時点では、0.13μmプロセスでの製造は確かに不安はあったが、年末あたりからは、かなり安定して供給が可能になっており、順調に出荷できる見込み」とした。 □ATIテクノロジーズジャパンのホームページ (2003年4月3日) [Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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