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NVIDIA、ワークステーション向けGPU「Quadro FX」を国内初公開NVIDIAは5日、ワークステーション向けGPU「Quadro FX」に関する製品説明会を開催し、国内唯一のQuadro FX搭載カードベンダである株式会社エルザジャパンから搭載製品が公開された。 Quadro FXは、GeForce FXをベースに開発された、ハイエンドグラフィックスワークステーション向けGPU。上位モデル「Quadro FX 2000」および、下位モデル「Quadro FX 1000」の2製品が用意される。 3つのパラレルバーテックスエンジン、オンチップバーテックスキャッシュ、8つのプログラマブルピクセルパイプラインなどを搭載するほか、IEEE準拠の128bit浮動小数点カラーに対応するのが特徴。すでに50以上のプロフェッショナル向けアプリケーションの認証を受けているという。 会場ではNVIDIAのグラフィックス言語「Cg」を使ったデモや、Cgのプラグインを使った3Dアニメーションソフト「Maya」のデモも実施され、その性能の高さをアピールした。 また、エルザジャパンはQuadro FX搭載ビデオカード「NVIDIA Quadro FX 2000」および「NVIDIA Quadro FX 1000」の2モデルを展示した。2月中旬より発売され、価格はオープンプライス。店頭予想価格はFX 2000が218,000円前後、FX 1000が148,000円前後の見込み。対応OSはWindows NT 4.0/2000/XP。 AGP 8Xに対応し、いずれも128MBのDDR IIメモリを搭載。動作クロックはFX 2000がコアクロック 400MHz、メモリクロックは800MHz。FX 1000がコアクロック 300MHz、メモリクロックは600MHzとなり、GeForce FXよりも若干クロックは抑えられた仕様。 インターフェイスとしてDVI×2、VESA 3pinステレオシャッターコネクタ×1を備えるが、FX 2000のみDVI-IのデュアルリンクTDMSに対応する(1系統のみ)。 発表会冒頭ではNVIDIA日本支社 支社長の東 正次氏が挨拶。「NVIDIAのワークステーション向けGPUは、現在では65%ものシェアを獲得した。これは、GPUの性能やドライバの品質などによる、高い信頼性によるもの」と述べた。
□NVIDIAのホームページ(英文) (2003年2月5日) [Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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