1月23日(現地時間)発表

　台湾Abit Computerは23日(現地時間)、初めて1,200MHz RDRAM(PC1200)に対応したマザーボード「SI7」を発表した。

　チップセットにSiS R658を採用したPentium 4/Celeron用マザーボード。台湾Silicon Integrated Systems(SiS)と韓Samsung Electronicsとの共同で開発した。

　米Rambusが2001年に示したロードマップではPC1200の量産開始時期は2004年とされており、1年近く前倒しされた形となる。

　同製品の主な特徴は、Gigabit Ethernet、Serial ATA、AGP 8Xに対応。サウスブリッジはSiS 963で、5.1ch AC'97 2.2オーディオ、Ultra ATA/133、USB 2.0×6、IEEE 1394を搭載する。

　RIMMスロットは2本で最大4GBまでのPC1066/1200 RDRAMを搭載可能。PCIスロット数は5本。

　Samsungの上級副社長Jon Kang氏はリリース中で、「ベンチマークテストはメモリの周波数と帯域に大きく影響される。PC1200 RDRAM搭載システムはベンチマークで、他の(メモリを使用した)PCシステムを凌駕する」と述べている。

□Abitのホームページ(英文)
http://www.abit.com.tw/
□ニュースリリース(英文)
http://www.abit.com.tw/abitweb/webjsp/english/news1.jsp?pDOCNO=en_0301241
□SiSのホームページ(英文)
http://www.sis.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.sis.com/news/press/R658.htm
□Rambusのホームページ(英文)
http://www.rambus.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.rambus.com/news/pressrelease.cfm?id=81
□Samsung Electronicsのホームページ(英文)
(1月24日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.samsungelectronics.com/
□関連記事
【2002年8月26日】【海外】4チャネルRDRAMチップセットも検討するSiSのRDRAM戦略
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【2002年1月25日】【海外】Platform Conferenceで1.2GHz版Rambus「PC1200」がデモ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0125/kaigai01.htm
【2001年6月13日】米Rambus、データレート1,200MHzのPC1200 RDRAM
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010613/rambus.htm

(2003年1月24日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]